ドイツ出張の日曜日は予定が入っていませんでした。デュッセルドルフ市内をぶらぶら散策しようかなと思っていましたが、ドイツのお店の多くは日曜日はしっかり休まれるので、寒い街中を歩くだけてはつまらないので、急遽お隣のオランダアムステルダムまでの鉄道の旅をすることにしました。

　先ずはスマホにドイツ国鉄のアプリをダウンロードして切符の購入から始めました。アプリの初期設定で言語を英語にすると、列車や座席クラスの選択や注意事項の確認は、乗り鉄の人なら感覚で切符の購入までできると思います。乗り換えや遅い列車を選択すると安くなりますが、ドイツ国鉄の高速列車のICEが好きなので、往復ともそちらの1等車の切符を購入しました。

　デュッセルドルフ駅前の屋台のパン屋さんでバケットサンド（ドイツ語で何と言うか知りません）を買って、15分ほど遅れてきた列車に乗りました。日本では1、2分遅れただけで、お詫びの構内放送が流れ、また各種の案内放送が常に流れていますが、ドイツの駅構内はあまり放送が流れていません。時々列車到着ホームも変わるようですが、利用者が各自で確認して行動してるようです。それと改札機も無いので切符の購入も各自のモラルに任されています。行きの列車では車内検札すら有りませんでした。２時間少々でアムステルダム中央駅に到着しましたが、そこには自動改札機があり、スマホにダウンロードした2次元チケットをタッチしないと出られませんでした。

　アムステルダムには３時間ほどの滞在でしまが、駅前のダム広場や通りには多くの観光客で賑わっていました。私は百貨店やスーパーの食品売場を見て周りましたが、結構寒かったので、早めに駅に戻り、2階のお洒落なカフェで帰りの列車まで時間を潰していました。

　帰りの列車では鉄ちゃんの定番である先頭車両を撮影をしてたら、運転手さんから「運転席に入ってもいいよ」と声かけしてもらい、喜んで動画も含めて撮らせてもらいました。今回の乗り鉄旅の一番の思い出となりました！