フランクフルトでお世話になっている和食の料理人で、クラシック音楽大好きでピアノもプロ級のKさんが、私にドイツ音楽の素晴らしさを伝えたいと、音楽ツアーガイドのためにわざわさデュッセルドルフまで来てくださいました。

　先ずはデュッセルドルフに所縁のあるシューマンとブラームスにまつわる処を案内していただきました。Kさんの説明はとても詳しくて、私は殆ど知らなかったその二人の作曲家でしたが、彼らの曲を聴いてみたいと思うようになりました。

　そして今回の音楽ツアーのメインはケルンで行われたシカゴ交響楽団のコンサートでした。デュッセルドルフからケルンへは電車で30分ほどの距離です。ケルン中央駅横に建っている大聖堂は高さが157メートルもあり、壮大な迫力がありました。

　クラシックコンサートもアメリカ屈指と言われるシカゴ交響楽団の素晴らしい演奏や、今年で退任されるらしいリッカルド・ムーティの指揮を見ることができて良かったです。

　デュッセルドルフ市内には私が見ただけでもスタインウェイやヤマハ、それにベビシュタインのピアノ店があり、やはり音楽が根付いている街なのだと思いました。

　また、ベビシュタインショップの斜め向かいには鉄道模型の大きなお店もあり、私にとっては大変嬉しくもあり、お金が飛んでいくとても危ない街です。