- 2022.12.04
一流に説明は要らないね!
昨晩は大阪のザ・シンフォニーホールにベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサートを聴きに行って来ました。
還暦を迎えるにあたって、「モテたい!」との不純な動機で始めて、もう2年が経ったピアノです。そんなオッサンの私ですが、それなりに(いや人一倍かな)上達願望があるので、頭や耳も鍛えたいと頻繁にピアノリサイタルに行くようになりました。
通う内にコンサートホールの雰囲気が気に入り、ピアノ以外のコンサートも面白いかなと思うようになり、今回初めて海外のオーケストラの演奏を聴きに行きました。
オーケストラ鑑賞と言えば、小学か中学時代に学校からか、今年初めに辻井伸行さんのピアノ協奏曲で行っただけで、ほとんど知識もありません。
今回のベルリン国立歌劇場管弦楽団も、ベルリン国立歌劇場の付属オーケストラで、創立450年を誇る世界最古級にして最高クラスのオーケストラであることも、公演後に知りました。
当初は指揮者がダニエル・パレンボイムでしたが、彼の体調不良で渡航を医師に止められたようで、クリスティアン・ティーレマンに急遽替わっての公演でした。
曲目はブラームスの交響曲第2番ニ長調op.73、交響曲第1番ハ短調op.68でした。
海外のオーケストラの演奏を初めて聴きましたが、なんの予備知識のない私でも、ティーレマンの指揮も凄いのでしょうが、それぞれの奏者がしっかり演奏されていることがわかりました。ティンパニのリズムや強弱の違いやコントラバスの弦を指で弾く音、特にコンサートミストレスの澄んだバイオリンの音色が心に沁みました。また、曲の最終部分のオーケストラが一体となった迫力には圧倒されました。演奏が終わったときはちょいと放心状態になりました。
やはり一流のものには説明なんて必要ないと思いました。山田製油の胡麻製品も「食べてもらえはわかる」レベルを目指して、それを続けることがとても大切だと、創立450年のオーケストラのコンサートに行って改めて思いました。
演奏後の舞台撮影とSNS等へのアップはオッケーだったので感動の一枚をアップしておきます。