- 2019.01.31
山田カリーの日
山田製油飲食部門のピッコロモンドヤマダでは、毎週水曜日のランチは、カレーのお店に変身しています。
なぜカレーのお店をやっている理由は、先ずは私が毎年ライフスタイルである春から秋にかけての京都と北海道の二重生活で食べるスープカレーを京都でも食べたいと思ったからです。また、山田製油のラー油の残渣を有効利用できないかを長年考えていました。ラー油が製品化できたのは、数年間探し求めてやっと出会えた唐辛子に、無農薬栽培のネギや生姜や、八角、山椒、陳皮、シナモンを胡麻油の温度を上げながら、それそれの材料から一番いい味と香りが出る温度帯に加えながら、寸胴鍋で作ります。そして1週間ほど自然沈殿させた上澄みがラー油となるのですが、残渣も厳選された材料なのでそのまま捨てるのはもったいないと思いから、新たな食品作りを研究していました。ピッコロのシェフたちも試行錯誤してくれていたのですが、カレールーに最適であることを発見してくれました。
そして、動物性素材を一切使わない、私の好みであるスープカレー仕立ての一品になりました。当然、化学調味料や添加物も使用していません。
また、土鍋でグツグツ炊いて、熱々の状態でお出しするのですが、その時にはご飯と一緒にお盆に載せています。将来は障害者の人たちが運営できるカレー店を開設するのが夢なのです。その時に障害者の人が運びやすいように、お盆で載せたスタイルを今から定着させたいと考えました。
昨日も山田カリー(なぜか、カレーではなくカリーになりました)の営業日だったので、私も食べようと思ったのですが、昼過ぎで売り切れになっていました。コツコツの営業を続いていたことや、最近ガイドブックに紹介してもらったおかげだと思います。寒い中、来店してくださるお客様や紹介して頂いたマスコミ関係者の方々には感謝しております。