- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.08.06
ごま風味~冷やし中華!
8月に入って、一段と暑くなりました。
7日は、はやいもので、二十四節気の立秋、
立秋過ぎると「残暑」ということになるのですが、
近年、残暑になってからの暑さが長く長く、
厳しいのです。
天気予報によると、これから、猛暑日、熱帯夜の日々が
頻発するようです。
熱中症、夏バテにならないように気を付けねばなりません。
食欲も減退しがちな厳しい暑さですが、
元気は「食」から。しっかり栄養を摂りたいものです。
きょうは、ひんやり、つるっと喉を通る、
夏に人気の冷やし中華を作りました。
色とりどりの具をのせ、たれをかけた冷やし中華。
ごま風味のたれが食欲をそそります。
「冷やし中華」は、中国から伝わった中華料理ではなく、
日本生まれの料理だそう。
俳句では、夏の季語でもあり、夏の風物詩の感があります。
夏に「冷やし中華はじめました!」
と、店頭に出されているお店もありますね。
スーパーやコンビニにはすぐ食べられる冷やし中華がありますが、
手作りのいいところは、好きな具材をたっぷりのせて、
好みの味のたれをかけられること。
具は、栄養を考えて野菜とタンパク質をバランスよくのせ、
たれは、ごまをたっぷり使うと、香ばしくて風味がよく、
酢、砂糖の量を調整して、甘みや酸味を好みに仕上げます。
美味しく作るには、ちょっとしたコツがありますが、
ごま油を使うことが大きなポイントです。
たれにごま油を加えることもそうですが、
ゆでて水を切った麺にごま油をからめるのが秘訣です。
水気をしっかりと取った麺は、ごま油をまとうことで、
ぐんと風味がついて、美味しくなり、そして、
麺と麺がくっつかず、食べやすくなります。
盛り付けは、彩りがよくなるように、色合いを考えて
放射状に盛りつけると見栄えがします。
赤・黄・緑・茶色が、白っぽい麺の上にのると
色鮮やかで、食指が動くのです。
具材は、ここに書いたのは、ほんの一例。
赤は、トマトのほか、にんじん、紅生姜、ハム、
黄は、半熟卵や炒り卵、コーン、黄ピーマン、
緑は、きゅうり、レタス、貝割れや豆苗、オクラ
茶色は、海苔、わかめ、しいたけ(甘辛煮)…等々、
お好みの具で、是非作ってみてください。
◆ 冷やし中華
【材料】(約2人分)
中華麺 2玉
ごま油 少々
トマト 小1個
きゅうり 小1本
錦糸卵 卵2個分
カニかま 小1パック
生きくらげ 2~3枚
とうもろこし 1/3本
A【白練りごま・白すりごま 各 大さじ1、 ごま油 小さじ1
醤油・酢・水 各大さじ2、 みりん 大さじ1、
生姜すりおろし 1かけ分】
白炒りごま・ごまらあ油 お好みで少々
【作り方】
1.具を準備する。
・トマトは食べやすく切る(ここでは、約2㎝角)。
・きゅうりは細切りにする。
・生きくらげはゆでて細切りにする。
・枝豆はさやから出す。
・とうもろこしは、食べやすく切る。
等々…準備できたら、冷蔵庫に冷やしておく。
2.麺をゆでて、水を切る。
・手でほぐしてから、たっぷりの熱湯に入れ、混ぜてゆでる。
(表示の分数)
・ザルに上げ、流水をかけて混ぜながら冷ます。
・手でかるくもみ洗いするようにぬめりを取る。
・最後に冷水(氷水)につけて冷やして麺をしめ、
ザルでしっかり水を切り、手で押し付けて水分を取る。
3.水気をしっかり取った麺にごま油少々をからめる。
4.麺を器に平たく盛り、1の具を放射状に彩りよく並べてのせ、
Aを混ぜたごまだれをかける。
好みで、白炒りごまを散らしごまらあ油を回しかけてどうぞ。
※ 麺をゆでるとき、ふきこぼれやすいので注意する。
※ 中華麺はこしが強く、水を切るときに手で押し付けても
麺がつぶれるようなことはないので、しっかり水分をとる。
【今回使用したのはコチラ】