- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.08.24
ゴーヤチャンプル~ごまキムチ風味
例年、お盆が過ぎるとなんとなく秋の気配を
感じていたものですが、
今年は、さらに暑くなったような気がします。
本当に本当に厳しい残暑…
そして、新型コロナウィルスの感染者が
増加している今の状況…
試練の夏です。
コロナウィルス感染防止のためにマスクは必要ですが、
猛暑の中でのマスクは、熱中症の危険とも隣合わせ…
場所によってはマスクを外したり、必要に応じて、
柔軟につけ外ししなければなりません。
なにはともあれ、熱中症にもコロナウィルスにも打ち勝つため、
少しでも免疫力をつけたいもの。そのために
酷暑の中でも、しっかり栄養のあるものを摂りましょう!
免疫力を上げる食品の中に、発酵食品があります。
発酵を促す善玉菌の作用が 腸の働きを活発にしてくれ、
腸内環境がよくなることが免疫力アップにつながるそうです。
発酵食品といえば、納豆、キムチ、ヨーグルト、チーズ等が
ありますが、きょうはキムチを使います。
キムチは、その原料がそれぞれ夏の体に効果的です。
代謝をよくし、抵抗力を上げると言われるとうがらし。
殺菌作用が強く、疲労回復効果もあるというにんにく。
血行促進・夏バテ予防効果があるという生姜。
そして、ビタミン豊富な白菜やニラなど野菜。
そのキムチを、夏の元気野菜、ゴーヤと合わせて
チャンプルにしました。
ゴーヤチャンプルは、今や夏の定番料理の一つ。
チャンプルは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」のこと。
ビタミンミネラルたっぷりのゴーヤに、
動物性たんぱく質の卵や豚肉、そして、
植物性たんぱく質のお豆腐と、ヘルシーにボリュームアップ!
キムチも加わって、栄養バランスのいい一品です。
また、キムチを入れることで味付けが整うので
調味料にもなっています。
ゴーヤは苦みは、食欲増進になったり、
暑さでバテ気味な身体をシャキッとさせてくれます。
ごま油で炒めることで、風味がアップし、
ゴーヤの苦みに旨みが加わって、苦みを穏やかに感じます。
そして、コーンでやさしい甘みをプラス。
美味しく食べて、免疫力アップ!
是非作ってみてください。
◆ ゴーヤチャンプル~ごまキムチ風味
【材料】 (約2人分)
ゴーヤ 1/ 2本
生姜 1かけ
豚薄切り肉 70g
焼き豆腐 1/2丁
卵(大)1個
(白菜)キムチ 100g
コーン 大さじ2
ごま油 大さじ1強
塩・こしょう 各少々
醤油 少々
かつお削り節 小1パック
白炒りごま 小さじ1~2
糸とうがらし 少々
【作り方】
1.ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とわたをとり、
3~4㎜巾に切る。
(苦みが気になる場合は軽く塩でもんでさっと洗い水けを切る)
2.豚肉は、一口大に切り、塩こしょうをふっておく。
生姜はせん切りにする。
キムチは食べやすい大きさに切る(そのままでもOK)
3.フライパンにごま油大さじ1、生姜を入れて炒める。
香りが立つと、豚肉を炒める。だいたい色が変わると
1を加えて炒める。ゴーヤに火が通って透明感が出ると
豆腐をちぎり入れて、コーンも加えて炒める。
4.キムチを加えて混ぜながら炒め、全体に味がなじむと、
鍋肌から醤油を加え、味を調える。
5.溶き卵をまわし入れ、半熟状態で(好みのかたさで)
器に盛り、かつお節、炒りごまをかけ、糸とうがらしを散らす。
※ 焼き豆腐を使うと、ほとんど水切りしなくても
水分が出ません。木綿豆腐など、水分が多い時は、
水切りしてから炒めると、水っぽくならず美味しいです。
【今回使用したのはコチラ】