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今日(京)のおばんざいなぁに
2019.05.21

小満~実えんどうのグリル焼き

きょうは、二十四節気の「小満」です。
小満(しょうまん)…草木が繁って天地に満ち始める頃。

陽気がよくなって、芽吹いた緑が、さらに深い緑色へと移り変わる頃、
目に心地よく、戸外の緑が広がっています。
また、実りの季節でもあります。

小満の時季に実っていくのは、梅の実、麦の穂、菜種などなど。
(「実りの秋」ほどではないのですが…)
そして、小満のころに旬を迎える野菜、というと、目につくのが
えんどう豆などの豆類!です。

絹さや、スナップえんどう、うすいえんどう…
えんどう豆の美しい翡翠色、ゆるい曲線を描く優雅な形、
この時季の日本料理には欠かせない食材です。

絹さやとスナップえんどうは、さやごといただきますが、
実えんどうの「うすいえんどう」は、さやをはずし中の豆を食べます。

豆ごはんに入れたり、卵とじにしたり、甘煮にしたり…
関西では当たり前に使う「うすいえんどう」ですが、
関東では見かけないと聞きます。
(関東では同じ実えんどうの仲間 グリンピースが主流なのでしょうか?)

ちなみに、うすいえんどうの「うすい」は「薄い」ではなく
「碓井」、地名です。
大阪の羽曳野市にある地区で、
明治期にアメリカから入ってきて栽培された場所だそう。
今では、和歌山が一大産地です。

さておき、旬の実えんどうは年中出回っている缶詰や冷凍とは違って、
ほくっとした食感、ほのかな香りや甘みが格別。
そして嬉しいことに、栄養価も高く、良質のたんぱく質に、
カロチン、ビタミンB群、食物繊維、
カリウム、鉄分、葉酸などのミネラル等々…多くの栄養素がたっぷり!

旬のこの時季、是非いろいろな食べ方で楽しみましょう。

きょうは、簡単手軽なグリル焼きにしてみました。
グリルで焼くだけですが、うまみが凝縮され、ほくっとした食感、
仕上げにかけた塩とごま油で、さらに味が引き立ちます。
是非お試しください。

◆ うすいえんどうのグリル焼き
【材料】
・うすいえんどう 適量
・塩(できれば、自然塩や粗塩)少々
・ごま油 少々
【作り方】
1.うすいえんどうは、さやを洗って水分をきっておく。
2.グリルの網の上に1をさやごと並べて、8~9分、
  さやが焦げるまで焼く。
(味見してみて、かたい場合、かなりさやが焦げてきた場合は、
アルミホイルをかけて、もう少し加熱してみてください)
3.さやからはずして、塩をふりかけ、ごま油をまわしかける。


筍も一緒に焼いて、塩とごま油で・・・

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


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