- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2022.01.30
ごま香る~牡蠣の香味揚げ
一月下旬…二十四節気では、大寒の時期です。
一年で一番寒いとされる大寒。
今年の大寒の期間は、1月20日から
立春の前日2月3日まで。
今年の冬は、ひときわ冷え込みます。
年明けから、京都市内でも積雪が数回あり、また、
近年減ってきている冬日(最低気温が0℃未満の日)が
何度もありました。
寒いのは苦手なのですが、
旬の魚介が美味しくなるのは、嬉しいですね。
冬の、寒さが最も厳しい大寒の頃の「寒」の時期に、
旬を迎える魚介のことを寒魚と呼びます。
寒鰤(ぶり)、寒鱈(たら)、寒蜆(しじみ)、寒牡蠣(かき)等。
きょうは、寒の牡蠣をいただきます。
旬の牡蠣は、身がたっぷり栄養を蓄えて、旨みがのって
濃厚な味わいになります。
旨味成分のグリーコーゲンは、夏の10倍にもなるとか…!
美味しいだけでなく、とても栄養価が高い牡蠣。
ビタミンB群などビタミン類、亜鉛、鉄、タウリン等々、
身体にいい栄養素が豊富。
アンチエイジング、生活習慣病予防、貧血予防、記憶や精神の安定、
免疫力の向上、肝機能を助け疲労回復効果も期待できます!
この時期、是非ぜひ食べたいです。
ただ、牡蠣の独特の風味がちょっと苦手…という声も聞きます。
きょうは、牡蠣が苦手な人にも 好評な香味揚げを紹介いたします。
ねぎとごま油の風味に、外側カリッ、中はジュワッと、
食感もいい香味揚げ、もちろん牡蠣好きの方にも大人気の味。
是非作ってみてください。
◆ 牡蠣の香味揚げ
【材料】(4人分)
生牡蠣(加熱用)2パック(約250g、20粒くらい)
衣【薄力粉 30g、片栗粉 大さじ1強、ベーキングパウダー 小さじ1/4
ごま油 小さじ1,水 大さじ4、塩・こしょう 各少々】
青ねぎ 1本
黒炒りごま 小さじ2
片栗粉 少々
エキストラバージンごま油 適宜(揚げる用)
【作り方】
1.生牡蠣は洗って、ザルにあげてしばらくおいて水気をきっておく。
さらに、クッキングペーパーでそっとはさんで水分を拭きとる。
※水分を丁寧にとらないと、揚げるときに油がはねたり、
サクッと仕上がらず、ベチャッとしなってしまう。
2.衣の材料を混ぜておく。青ねぎの小口切りと黒ごまを混ぜる。
3.1に片栗粉をまぶして2の衣をつけて、180℃に熱したエキストラ
バージンごま油で揚げる。色づくと返して、合計3分程揚げる。
【今回使用したのはコチラ】