七月七日は 七夕。

七夕の時期はというと、例年では梅雨の真っただ中。
雨になることも多いのですが、
今年は、観測史上最もはやい梅雨明けで
七夕の日は好天の予定。

きれいな星空が見られるかもしれません～☆
織女星といわれる こと座のベガ、そして、
牽牛星と言われる わし座のアルタイル…
東の夜空を眺めてみようと思っています。

そして、七夕の日に最近すっかり定着してきたのが、
行事食としての素麺です。

こちら今日(京)のおばんざいなぁに。では、
毎年七夕の日には、いろんな素麺の献立を紹介しております。
今年は、素麺のどんなレシピがいいかしら？
といろいろ考えたのですが、6月からつづくこの猛暑の中、
火を使わないで出来る、冷やし素麺にしました！

ごまの風味が効いた、素麺の冷やし担々麺風。
火を使わずに、担々麺のような味わいに仕上げました。

素麺をゆでるのは、お鍋でなく電子レンジ。
（下の作り方をご覧ください）

上にのせた、本来は豚ひき肉で作るそぼろは、
ひきわり納豆とツナ(缶)、ザーサイ。
加熱せずに食べられるものを混ぜています。
ごま油を混ぜてコクのある味、納豆特有のにおいが
緩和されています。

そして、スープは、
ごまねりねり(ねりごま)と白味噌、すりごまを
豆乳でときのばして白だしで味付けしたもの。

たっぷり使ったごま製品が味のベースを作っていて、
ごまの香ばしさや風味、ごまらぁ油の辛みが
食欲をそそります。
火を使わないだけでなく、洗い物を減らす工夫も！

まな板と包丁は、野菜を切るのに使いましたが、
使わずにすませたければ、プチトマトはそのまま、
きゅうりはポリ袋に入れてたたいて(すりこぎ等で）
ねぎとザーサイはキッチンばさみで切れば、包丁は不要。

たれを混ぜるときも、
別のボウルなど使わず、食べる器で混ぜて。
そぼろの具も納豆の入っていたパックの中で混ぜると、
洗い物も減らせます。

時短でエコ・クッキング。
キッチンに立つのが億劫になる暑い日でも
作りやすい”ちょっとラク”な一品、是非作ってみてください。

 

素麺の冷やし担担麵風

 

【材料】（2人分）
・素麺　2把（約150g）
A
【白ごまねりねり（白練りごま）・白味噌　各小さじ2、白すりごま　小さじ4、白だし　少々】
・豆乳　200cc
・ひきわり納豆　1パック
・ツナ缶　小1/2缶
・ザーサイ　10g
・白炒りごま　小さじ1
・ごま油・醤油　各少々
・細ねぎ　少々
・きゅうり　小1本
・ミニトマト　2個
・ごまらぁ油　少々

【作り方】
①素麺をゆでてよく水洗いして、ザルに上げておく。

②食べる器に、Aを入れて豆乳を少しずつ加えて混ぜる。

③納豆のパックにツナと粗く刻んだザーサイ、炒りごま、ごま油を加えて混ぜ、醤油を加え混ぜ味をととのえる。

④②に①の素麺をのせて、上に③をのせ、ねぎの小口切りを散らし、半分に切ったトマト、せん切りのキュウリを添え、ごまらぁ油をかける。

※電子レンジを使った素麺のゆで方
①大き目の耐熱ボウル（レンジでパスタをゆでる容器など）に湯を3カップいれて、素麺をパラパラと入れる。

②全体がつかるようにお箸で軽く混ぜてほぐしてから、電子レンジ600Wでラップなしで表記のゆで時間より少し長めに加熱する。（2分半～3分）

③すぐザルに移し、流水でしっかり洗い、ザルに上げておく。

 

今回使ったのはこちら

●ごまねりねり（白）

●ごま油

●炒りごま（白）

 

●すりごま（白）

●ごまらぁ油