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今日(京)のおばんざいなぁに
2022.06.06

きゅうりときゃべつの梅ごま和え

6月6日…何の日かご存じでしょうか。
この日はたくさんの記念日になっています。

 

楽器の日、生け花の日、邦楽の日。
日本では、古くからお稽古事を
六歳の6月6日から始めると上達する、と言われているので、
いろんな芸事にちなんだ日になっています。

 

また、6・6の形を、
耳、羊の角、さくらんぼ、ロールケーキの断面などに見立てて
補聴器の日、羊の日、山形さくらんぼの日、ロールケーキの日
でもあるそう。

 

ほかにも語呂合わせでカエルの日(けろ(6)けろ(6)~🐸)等など
いろいろな日になっていますが、
「梅の日」でもあります。

 

その由来は、室町時代、旧暦のこの日に京都・賀茂神社の例祭(葵祭)で後奈良天皇が神事をされた際に梅が献上されたという故事から
きているそうです。

 

また、6月に入ると、梅が実って
収穫が本格的に始まる時期を迎えます。

 

 

梅は、ビタミン・ミネラル豊富で栄養価が高く、
身体に嬉しい様々な効果があります。

 

かぐわしい芳香に誘われ、そのまま食べたくなりますが、
梅の実(とりわけ未熟な青梅)には、有害成分があるため、
生では食べられません。
梅干しや梅酒など保存食にすることで、
一年中、味わい楽しむことができるのです。

 

6月上旬のまだ青い(未熟な)梅の実は
梅酒や梅シロップ、梅肉エキス。
だんだん熟して黄色くなってくると、梅干し、梅ジャム。
ほかにも、梅味噌、梅醤油、梅の酢漬けなどなど、
梅仕事で忙しくなる人もいらっしゃるでしょう。

 

中でも、梅干しは、古くから日本人に親しまれてきました。
お弁当に入れるのは、ごはんのお供として、そして、
抗菌作用で傷みにくくなるからです。

 

お弁当箱の中で、防腐作用があるように、
胃腸の中では、病原菌の繁殖を抑える効果が期待でき、
クエン酸が豊富なことから、疲労防止、疲労回復の効果、
カルシウム吸収の促進効果、食欲増進効果。
血液サラサラ効果や血糖値上昇を抑える効果。
効ウィルス効果などなど…これは、食べずにはいられません!

 

また、酸味とうまみと風味がある梅肉は、調味料のようにも使われ、
和え物に、たれに、味付けにと、重宝されています。

 

 

きょうは、梅干しの風味を生かした、簡単にできるさっぱりした副菜、
きゅうりときゃべつの梅ごま和えを紹介いたします。
きゅうりはたたいて、きゃべつはちぎって使います。
包丁がいらないだけでなく、味がよくしゅんで美味しいです。

 

味の決め手はごま油。梅干しの酸味とごま油の香りは
とても相性が良く、食欲をそそります。

 

きゅうりときゃべつのビタミンCと、ごまのビタミンEを
一緒に摂ることで、抗酸化力アップも期待できます!
急に暑くなって疲れやすいこの季節、
是非作ってみてください!!

 

 

きゅうりときゃべつの梅ごま和え

【材料】(約2人分)
きゅうり 1本
きゃべつ 2~3枚
塩 2つまみ
梅干し 大1個
A【ごま油 小さじ1、白すりごま 大さじ1/2、削り節 1パック(1~2g)、濃口醤油 少々】

 

【作り方】
1.ポリ袋にきゅうりを入れて、めん棒などでたたいて、食べやすい大きさにする。


 

 

2.キャベツを一口大にちぎって1の袋に入れ、全体に塩をふりかけ、袋の上から塩と野菜をなじませ、5~10分おく。




3.梅干しを包丁でたたき、Aと混ぜる。

4.2の水分を軽くしぼり、3で和える。

 

※梅干しの塩分によって、ほかの調味料の分量は加減してください。
※ お好みで、ごまらあ油で辛みをプラスしても~。

 

【今回使用したのはコチラ】

●白すりごま

 

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