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今日(京)のおばんざいなぁに
2025.07.28

じゃが芋と長芋の蒲焼き風

七月下旬から八月上旬にかけては、夏の土用の期間です。
土用というと「土用の丑」で 夏のイメージが強いかもしれませんが
立秋、立冬、立春、立夏の前の約18日間、
土用は年に四回あるのです。

土用は季節の変わり目なので、体調をととのえ元気に過ごすために
食養生をするのがいいとされてきました。
夏の土用の丑の日に鰻を食べる、という風習も、その流れで
江戸時代に平賀源内のコピー(本日丑の日、鰻食うべし)で、
一気に広がったと言われています。

年々、夏が長く、暑さも厳しくなっていく近年、
夏の土用には、とりわけ健康維持に気を付けていかねばなりません。

ちなみに、
今年の土用は、7月19日~8月6日で、
土用の丑、すなわち、土用の期間中の丑の日は、
土用の入りの初日、19日でした。

干支が一回りする12日後の丑の日は31日。
今年は、二度目の土用の丑の日「二の丑」が31日に
めぐってきます。

今年の土用の丑の日、鰻を食した方も多いことと思います。
十数年前から高騰している国産鰻、庶民にはなかなか手が出にくい
です。
が、近年、鰻の養殖技術も随分進化していると聞きます。
安全で美味しい国産の鰻が、これからも食卓に並べられるように
なってほしいものですね。

さて、
二の丑には、一風変わった蒲焼き風の外観の一品はいかがでしょう。


こちらの一見蒲焼きのようなご飯もの。
ご飯の上に、錦糸卵を散らして、
その上にのっているのは、すりおろしたじゃが芋と長芋を海苔にのせて
ごま油で香ばしく揚げ焼きにして、蒲焼き風の味付けのたれを
からめたものです。

よく見ると、鰻とは微妙に違うし、
食べると、全然違います。が、
外はカリッと、中はふわっとした食感、
また違う美味しさです。


できたてをそのまま、塩だけふりかけて食べると、
おつまみやちょっとした軽食にもピッタリ!

じゃが芋と長芋には、夏の疲れた身体に効く栄養素がたっぷりなのも
嬉しいです。
免疫力をアップ、紫外線のダメージから肌を守ってくれるビタミンC、
じゃが芋に含まれるビタミンCは、熱につよく効率よく摂れます。
そして、長芋は、古くから「精のつく食べ物」とされ、
暑さによる倦怠感を改善、疲労回復、滋養強壮、夏バテ予防に
効果があり、夏の疲れた胃腸を癒す働きもあります。

夏の元気回復を助けてくれる一品、
是非作ってみてください


 じゃが芋と長芋の蒲焼き風

【材料】
・じゃが芋(男爵) 2コ(正味約300g)
・長芋 正味100g
・片栗粉 大さじ1~2
・白すりごま 大さじ1
・塩 少々
・焼き海苔 全形1枚
・ごま油 大さじ3~4
A
【酒・みりん・醤油 各大さじ1、砂糖 大さじ1/2~1】
・ごはん 適宜
・錦糸卵 適宜(お好みで)
・青味(青じそ、三つ葉、ねぎ小口切り等) 適宜(お好みで)

【作り方】
①じゃが芋をすりおろし、ざるに上げて、軽く水分をきる。

②長芋をすりおろして、①と片栗粉、白すりごま、塩を混ぜる。

③海苔を8等分に切り、裏面(ざらざらの面)に②をのせて、菜箸で筋をつける。
④ごま油を熱して、海苔面をを下にいれて揚げ焼きにする。途中で返して、色よく、からっと揚げる。

⑤Aを鍋に入れて煮立てたたれに、④をからめる。

⑥ごはんの上にのせて、残ったたれをかけて青味を添える。お好みで、錦糸卵なども加えてどうぞ。

※じゃが芋は、メークインでもいいですが、水分の少ない男爵を使っています。

※じゃが芋をすりおろして、少し時間がたつと変色しますが、揚げるので大丈夫です。

※片栗粉は、やわらかさ(水分)によって加減してください。

※海苔が水分を吸ってやわらかいので、端を持って広げた状態でそっと鍋に入れます。

 

今回使ったのはこちら

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