- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2023.03.30
みそ玉~ごま風味
三月も残りわずかとなりました。
京都市内では、あちこち桜が満開で
すっかり春爛漫の風情です。
春は変化の季節と言われます。
年度が替わり、新たな生活や人間関係がスタートする、
という方もいらっしゃると思います。
新年度から、学年や立場が変わったり、
環境や生活習慣が変わることもあるでしょう。
体調を崩さないようにして、馴染んでいきたいものです。
そこで、心身とも健やかに過ごしていく一助となる
簡単にできる、おすすめの食習慣があります。
それは 朝のおみそ汁!
「みそ」は大豆が主原料、良質のたんぱく質が豊富で、
ほかにも、ビタミン、ミネラル、繊維質など、
たくさんの栄養素が含まれています。
一つの食品でこれほど多彩な栄養を含むものは、
ほかにないと言えるほどです。
また、発酵を経ていることで、旨みアップに加え、
・栄養価がアップし、また、栄養分の吸収がよくなる
・免疫細胞が活性化する
・生活習慣病を予防する
といった身体に嬉しい働きがあります。
毎朝のおみそ汁、習慣にしたいですね。
なぜ、朝がベストか!?…というと。。。
みそを摂取すると、幸せホルモンと言われる「セロトニン」が体内で
作られるのですが、
朝に摂ることで、日中の精神を安静にさせ、自律神経をととのえ、
夜になると自然な眠りに就ける、という身体にいいサイクルができ、
生活の質が向上するようです。
ただ、
忙しい朝におみそ汁を作るのは大変、億劫、時間がない…という方、
是非、みそ玉を作ってください!
みそ玉は、熱湯を注ぐだけで 即 おみそ汁ができるので、
朝の忙しい時にうってつけ。
簡単にできて保存できるので、時間のあるときにまとめて作り
冷蔵庫や冷凍庫に常備しておくと、本当に便利です。
ベースは、みそ+ごまねりねり+すりごま+削り節+乾燥わかめ。
お湯でとくので、削り節、わかめ(具にもなる)等
だしの出る食材をみそに混ぜます。
そして、ごまねりねりとすりごまを加えることで、
コクが出て風味のいいおみそ汁になります。
他に加える具は、麩、油揚げ、桜海老などお好みで。
乾燥野菜など水分が少ないものが保存が効きます。
朝のおすすめ習慣、お味噌汁。
是非はじめてみませんか。
みそ玉~ごま風味
【材料】(6個分…みそ汁6杯分)
・A【みそ 90g
白ごまねりねり(白練りごま) 10g(約小さじ2)
白すりごま 大さじ2
削り節 5g
乾燥わかめ 5g (約小さじ2)】
・お好みの具B【桜えび・(巻き)麩・乾燥きのこ・
油揚げ・乾燥にんじん・乾燥ねぎ等など各少々 】
・お好みの具C【とろろ昆布、切干大根、青海苔、など】
【作り方】
①Aの材料をすべてボウルに入れてまんべんなく混ぜる。
②だいたい6等分してラップに包んで丸める。
③お好みの具B(画像のもの)やCを②のまわりにつける。
※器に入れて、熱湯をそそぐ(1カップ弱。みそによって
塩加減が異なるので、お湯の量は加減してください)
※保存するときは、③を空気を入れないようにラップで丸めて
しっかりねじり、またはゴムなどでとめ、ジップロック等に入れる。
※冷蔵なら1週間くらい保存OK。冷凍なら1か月くらいです。
※みそはお好みで、白みそ、赤味噌など、好みで混ぜても美味しいです。
今回使用したのはコチラ