- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2023.10.27
かぼちゃの皮のきんぴら
ハロウィンといえば、かぼちゃ!ホクっとした食感、
自然な甘味のかぼちゃは、美味しくて人気の野菜です。
この前は、かぼちゃでドーナツを作りましたが、
皮をむいて中身だけ使いました。
他にも、パンプキンプリンなどスイーツを作るとき、
かぼちゃのスープやコロッケ、サラダを作るとき、
場合によっては、煮物や炒め物のときでも、
かたい皮を取り除くことがあります。
余ったかぼちゃの皮、捨てないでください!
緑黄色野菜のかぼちゃは、野菜の中でも栄養価はトップクラス!
ビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷりです。
目・皮膚・粘膜の健康を保ち、免疫力を高め、
生活習慣病の予防や老化防止に効果が期待できる β-カロテン。ストレスから身体を守り、皮膚や粘膜を強くし、
風邪を予防する ビタミンC。血行を改善し、動脈硬化を予防、老化を抑える効果があるビタミンE。身体に嬉しいビタミン類が豊富。
そして、かぼちゃの皮にも、これらのビタミンは豊富で、
その含有量は、中の果肉以上と言われています。
皮も無駄なく食べて、余すところなく栄養を取りたいですね!
さらに、含まれているビタミンを効率よく体内に吸収するには
油と一緒に食べたり、油で調理したりすることです。
β‐カロチンとビタミンEは、脂溶性なので、油を一緒に摂ることで、
吸収率が高まります。
かぼちゃ皮のきんぴらは、
捨てがちな、しかし栄養のある部分を油で調理する、
無駄なく、身体にいい一品。
フードロス削減、節約にもつながる、サステナブルな
調理でもあります。
理屈よりも、ご飯のおかずになる美味しいお惣菜です。
ただ、かぼちゃの皮だけだと、量が少ないことも…
今回は、かぼちゃの皮に にんじんを加えて作りました。
(もちろん、かぼちゃの皮だけでもOK
かぼちゃの皮の量に応じて、にんじんの量を調節してください)
かぼちゃの皮は、少し厚めに切ると、緑とオレンジの色合いがよくて
仕上がりも美味しそうに見えます。
お弁当の一品にもぴったり。
ごま油風味に甘辛い味付けは、冷めても美味しく、
ご飯によく合います。
是非作ってみてください。
かぼちゃの皮のきんぴら
【材料】
・かぼちゃの皮 約70g(1/8個分)
・にんじん 約70g(1/2本)
・塩 少々
・ごま油 大さじ1
・みりん・酒・醤油 各大さじ1
・黒炒りごま 大さじ1
【作り方】
①かぼちゃは皮を厚めに切り、2~3ミリ巾の細切りにする。にんじんはやや細めの細切りにする。
②フライパンにごま油を入れて熱し①を入れる。塩少々をふりかけ炒め、全体に油が回ると、みりんと酒を加え混ぜ、アルコール分がとぶと、醤油も加える。
③全体にからめて味をととのえ、器に盛って黒炒りごまを散らす。
※お箸で触りすぎるとかぼちゃが崩れやすいので、フライパンを揺すりながら、時々混ぜて炒める。
今回使用したのはコチラ