- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2024.07.30
簡単!無限ごまきゅうり
夏の土用、一年で一番暑いと言われる時期です。
(近年、猛暑の期間が長くなり、土用の前後もかなり暑い日が
ずっと続いていますが…)
土用は、二十四節気の 「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前の
18日間のこと。
それぞれ、「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と呼ばれていますが、
一般的に「土用」というと「夏土用」、
土用の丑や、土用干し、などで、有名ですね。
今年の夏土用は、7月19日~8月6日。
その間の丑の日が「土用の丑」。
栄養豊富なうなぎを食べるのは、夏バテ予防に効果的!
と言われています。
それから、うなぎのほかにうのつくもの…うめ干し、うりも
土用に食べるといい、とされています。
梅干しは、発汗で失われる塩分やミネラルを補い、
食欲増進や疲労回復効果があります。
うり(瓜)は、身体の熱や湿気を取り除いたり、
体内の水分バランス調整をする作用があり、
猛暑の時期にピッタリの食材です。
うりの仲間といえば、きゅうり、ゴーヤ、南瓜、冬瓜、ズッキーニ等など。
きょうは、うり科の中で、一番扱いやすいきゅうりを使います。
暑いときに嬉しい、火を使わない、包丁も使わない、
ボウルも使わず、ポリ袋を使って調味料を混ぜて、たたいた
きゅうりを混ぜて漬けるだけ、という超簡単レシピで、
無限に食べられそうな、あとを引く味です。
きゅうりは、たたくことで断面がでこぼこになり、ひびが入り、
そこから味がなじみやすくなります。
手軽で簡単な上、ポリポリ歯ごたえのいいきゅうりに味がしゅんで、
とまらない美味しさ。ひとりで1本かるく食べられます。
ごまの風味がよく、食欲のないときでもお箸が進む、
さっぱりしていながら、深みのある味。
副菜に、箸休めやお酒のおつまみにもぴったり、
是非作ってみてください。
簡単!無限ごまきゅうり
【材料】
・きゅうり 2~3本
・塩 小さじ1/4~1/3
A
【ごま油 大さじ1、砂糖 大さじ1、みりん・醤油 各小さじ2、酢 大さじ1と1/2~2、鷹の爪 1/2本(種をとる)、塩 1つまみ】
・白すりごま・白炒りごま 各小さじ2
【作り方】
①きゅうりは3つくらいに手で折ってポリ袋に入れ、外側から麺棒などでにたたいて、食べやすい大きさにする。
②塩を全体にふりかけてなじませ、5~10分おく。
③別のポリ袋にAを入れ、水分をしぼった②を加え入れ、外側から全体をなじませ、冷蔵庫で15分~数時間漬ける。
④ごまと混ぜて、器に盛る。
※ピリ辛がお好みの場合は、ごまらぁ油を仕上げに~!
今回使用したのはコチラ