- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2025.11.12
もやしのごま炒め
11月11日。
この日は、一年で最も記念日が多い日ベスト3のひとつだそう。
(あとのふたつは、8月8日と10月10日。この三者で、
近年、記念日の数のトップ争いをしているとか・・・)
さておき、
先日、11月5日は、「いいごま」の語呂合わせで
「ごまの日」という話を書いていましたが、11月なので、同様に
「いい〇〇の日」が多いよう。また、ぞろ目で覚えやすいことから
いろんな団体や企業がこの日を記念日にしているとか。
「1」が並んでいるので「1」に見立てた棒状や細長いものに関連する
食品や日用品の記念日が多いようです。
有名な商品としては「ポッキー」「うまい棒」、
あと、細長いもの…「きりたんぽ」「たくあん」それから
「靴下」「チンアナゴ」等など。。。
ユニークなところでは、
豚の鼻の形が数字の「11」に見えることから「豚まん」の日。
なるほど!と思うのは、11人vs 11人で戦う「サッカー」の日。
ひとひねりしてあると思うのは、「鮭(さけ)」の日。
漢字の「鮭」のつくり(圭)を分解すると、「十一十一」になるから
だそう。
あと、十一十一を「プラス・マイナス」とみて、「電池」の日。
・・・納得のものやら、こじつけ感があるものなど、
いろいろあって、面白いです。
そして、「1111」が4本並べたもやしのように見える!
ということで「もやしの日」も11月11日です。

ここ数年、いろんな食品がどんどんと値上がりして高くなっていく中、
1袋(200~250g)、50円以下で買えるもやしは、ありがたい存在。
懐が寂しい状態のときは、野菜売り場でもやしに手が伸びます。
値段の安さだけでなく、シャキッとした食感、クセのないみずみずしい味わい。
茹でて和えたり、炒めたり、煮たり、蒸したり…
いろんな調理法で食べられ、炒めもの、お味噌汁やスープ、和え物に、
といろんな献立に使え、またかさ増しにも重宝します。
安くて美味しい上に、もやしは栄養価も高いのです。
疲労回復に効果的なアスパラギン酸、美容や健康にいいビタミンC等、
いろんなビタミンやミネラル類、食物繊維など豊富!
もやしは豆(主に緑豆や大豆)が、発芽、生長したものですが、発芽の際
に、豆の時点では含まれていなかった新しい栄養素が合成されるそう。
健康に役立ついろいろな栄養素を含んでいて、低カロリーという、
ヘルシーな食材です。

今回ご紹介するのは、もやしが主役の炒め物。
ごまをたっぷりからめて、ごま油で炒めた
もやしのごま炒め。
片栗粉をまぶしてから炒めることで、もやしから水分が出るのを防ぎ、
水っぽくならず、また、水分と一緒に栄養が流出するのを防ぎます。
シャキシャキッとした食感に、ごまとともに味がからんだもやし、
お好みで豚肉やツナなど混ぜても美味しいのですが、
あえて、もやしだけで、もやしの美味しさを味わってみました。
是非作ってみてください。
もやしのごま炒め
【材料】(約2人分)
・もやし 1袋(約250g)
・片栗粉・ごま油・オイスターソース 各大さじ1弱
・白すりごま 大さじ1.5
・塩・黒炒りごま・青ねぎ 各少々
【作り方】
①もやしは洗ってざるに上げてしっかり水分を切る。(時間がないときはキッチンペーパーで水分をふきとる。時間があれば3~4時間置いておく)
②ポリ袋に①を入れ、片栗粉を全体にふり入れてふんわり振り混ぜる。 
③フライパンにごま油を入れて軽く熱し、②を入れて時々混ぜ、塩少々も入れて中火で火を通す。ほどよい食感に炒められるとオイスターソースを鍋肌から入れて全体に混ぜ、すりごまも入れて混ぜ、器に盛る。
④炒りごま、薄い小口切りにしたねぎを散らす。








