- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2022.05.31
カラーピーマンのじゃこ炒め
急に暑くなってきました。
5月最後の土日は、日本各地で夏日はもちろん、
真夏日、猛暑日のところもあったようです。
急な暑さには身体が対応しにくいので、
これからの季節、熱中症にならないよう要注意です。
気温の上昇で発汗し、体液が失われ、自覚しないうちに
脱水症状になり、熱中症になる…ということは少なくありません。
また湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体温を下げられなくなり、
熱中症になりやすいそうです。
コロナ禍でマスク生活がつづく昨今、
マスクをつけることで、のどの渇きを感じにくくなり、
脱水症状になり、そこから熱中症に…ということもあるよう。
これからの季節、熱中症対策が必要ですね!
水分をこまめにとる。そして水分と一緒に失われる、
ビタミン・ミネラルを補うことも大切です。
熱中症予防、疲労回復、そして、紫外線対策にも効果がある
ビタミンC、これからの時季はとくに積極的に摂りたいものです。
ビタミンCといえばレモン…というイメージがあります。
たしかに、レモンなどの柑橘はビタミンCが多いのですが、
多く含まれるのは皮の部分。安心な国産のレモンで、
皮の部分も工夫して食べたいものです。
あと果物では、いちご、キウイがビタミンCが多いです。
が、同じ重さで比べると、圧倒的にビタミンCが多いのは、
赤ピーマンなどカラーピーマンです。
赤ピーマンを筆頭に、オレンジピーマン、黄ピーマンが
1位2位3位と、ビタミンC表彰台独占状態です!
また、ビタミンCは熱に弱いのですが、
ピーマンに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくい、
というのも嬉しい点です。
そもそも、赤ピーマンは、緑のピーマンが完熟したものです。
ピーマンは開花後2~3週間の、まだ若い緑のものを収穫。
これが一般的なピーマン(緑)。
開花後2か月ほどたつと、完熟して赤ピーマンになるのです。
そして、ビタミンCは2倍以上に増加!
緑のピーマンには、ほのかな苦みや青くさいような風味がありますが、
赤(オレンジ・黄)ピーマンは、それがほとんどなく、甘みがあります。
ちなみに、オレンジピーマンや黄ピーマンも成熟前は緑。
いずれも、収穫までに時間をかけることで、色が変わるとともに
カロテンなど色々な栄養価が高まっています。
きょうは、ビタミンCたっぷりの
赤・オレンジ・黄色の3色のカラーピーマンを使って、
きんぴら風にじゃこと炒めました。
切って炒めるだけの簡単レシピ。
色鮮やかで、目にも美味しい一皿です。
ごま油の香りが食欲をそそる、ビタミンCたっぷりの一品、
是非作ってみて下さい!
◆ カラーピーマンのじゃこ炒め
【材料】
赤ピーマン・オレンジピーマン・黄ピーマン 各1個
ちりめんじゃこ 15~20g
ごま油 大さじ1
塩 少々
A【酒・みりん 各大さじ2、 濃口醤油・うす口醤油 各小さじ1】
白すりごま 適宜
【作り方】
1.ピーマンはへたと種を取り、幅5㎜くらいの縦細切りにする。
2.フライパンにごま油を入れ熱し、1を入れ塩をふり炒める。全体に油がまわると、じゃこも加えて炒め、しんなりするとAを加えて水分をとばすように炒める。
3.仕上げにすりごまをちらす。
※今回3色使いましたが、赤とオレンジ、赤と黄の2色、赤だけでも。もちろん、オレンジだけ、黄だけでもお好みで。(オレンジと黄色は、炒めると似た色になります)
※ごま油+醤油味で和風に仕上げましたが、
エキストラバージンごま油+ハーブソルトなどで洋風にしたり…
バリエーションも楽しめます。
お弁当の一品にもピッタリ、鮮やかな色でお弁当が華やぎます。