- 2019.11.20
幼稚園時代の味
最近は朝食を食べないことが多くなってきました。歳のせいか、朝食を消化する午前中は頭が冴えないような気がします。食事ではなく、普段から頭は冴えてないとも言えるのですが・・・。
また、朝食のメニューは、ご飯が麺類が主流で、パンを食べることはほとんどないです。しかし、胡麻のパン屋ゾンネさんのドイツパンだけは、時々無性に食べたくなります。
と言うことで昨日、今日の朝食はパンになりました。
上は昨日の朝食で、濃い紅茶を作りましたが、時々これも無性にコーヒー牛乳を飲みたくなる時があり、今朝はそれにしました。
何故コーヒー牛乳が飲みたくなるのかを考えると、幼稚園時代の思い出のような気がします。2年保育で幼稚園に通ったのですが、ちょうどその期間に祖母が寝たきりになり、その介護と内職で母が追われて、ほとんど弁当に作ってくれませんでした。幼稚園では、午前中に先生がパン食の園児の注文を取りまとめて、昼食前に近所のパン屋さんが届けてくれるシステムになっていました。私はいつもハムサンドイッチ2個とコーヒー牛乳がお決まりの注文でした。一度、母からお金をもらうのを忘れて、肩掛け鞄の底に転がっていた小銭をかき集めて、クリームパンを一個だけ注文した時には、先生が定番の注文でないことをおかしいと思い、お金を借りた記憶があります。
50年以上も昔のハムサンドイッチだったので、薄い三角のパンにハムが一枚だけ挟んであり、きゅうりやレタスなど野菜は一切有りませんでした。そのシンプルなサンドイッチを食べながら、飲んでいたコーヒー牛乳が今でも味覚の記憶として残っており、時々無性に飲みたくなるようです。
そんなシンプルなハムサンドイッチは、幼稚園以来みたことはなかったのですが、今から30数年前のサラリーマン時代に出張で倉吉に行くことになり、特急列車を待つ新大阪駅の売店で、同じようなハムだけが挟んであると思われてサンドイッチを発見して、思わずそれを二個とビールを買い込んで列車に乗りました。久しぶりにシンプルハムサンドイッチが食べられると喜んでいたのですが、食べてみると苺ジャムのサンドイッチだったことを思い出があります。
今日のブログもつまらない話しでしたが、コーヒー牛乳の原材料表示を見ると、結構ややこしい材料が入っています。これならコーヒーと牛乳、砂糖だけで手作りした方がよいのでしょうが、山田製油の製造スタッフは、コーヒーとタバコは禁止なので、作らないことにしておきます。でも、どっちの方が害が有るかは、微妙だと思います。