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2022.07.12

オヤジのピアノ「誘惑」

先日、凄腕調律師の長岡さんが発見した極上ベヒシュタインのグランドピアノを見るために、私のピアノの先生でプロピアニストの有子さんと三人で大阪まで行ってきました。

そこは巨大な倉庫にぎっしりとピアノが保管されており、在庫は何と4000台とのことで、最上階フロアにグランドピアノが並べてありました。


また、倉庫のエントランスには、日本製ピアノの歴史が判るような展示されており、ピアノ好きにはディズニーランドのような場所です。

さて、お目当てのベヒシュタインですが、ほとんど使用感がなく状態は最高とのことでした。

早速、トップバッターで私が試弾してみたのですが、全く硬い音しか出てきません。

家のスタインウェイは、私のような未熟者が弾いても、いつもキラキラの美しい音で返してくれるのに、ベヒシュタインはツンと澄ました美人さんのように、私を相手にしてくれません。

私のレベルでは弾きこなせないピアノで、「買わずに済んだ!」と少し安堵もしました。

ただし、有子さんが弾くと「何と美しい音色!」と弾き手のレベルとピアノのポテンシャルを感じました。

その後、せっかく来たのだからかとスタインウェイのタイプの違う3台のピアノも試弾させてもらいました。

やはりグランドとアップライトの違いはありますが、常に弾いているピアノのだけあって、キラキラ音を返してくれました。

ただし価格は1500万円から3000万円もしてました。

特に最後に弾いたフルコンなんてうっとりするような音色で、もしお金があったら即買いの一台でした。

ただ、お目当てベヒシュタインに相手にされなかったらことが心残りだったので、最後にもう一度弾かせてもらったところ、今度はしっかり綺麗な音を返してくれました。

私のギッタンバッタンのショパンのワルツ7番でしたが、また家のスタインウェイとは違う澄んだ音でした。

最初の印象だけならアッサリ諦めて帰れたのに、なんて意地悪なピアノって感じでした。

とりあえずは諦めましたが、どなたかお金持ちの方が居られたら、ぜひ「私に買ってくださいな!」とお願いします。

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