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今日(京)のおばんざいなぁに
2018.10.21

栗入りどら焼き~十三夜に~

きょう10月21日は十三夜です。

十三夜とは十五夜(中秋の名月)の約1ヵ月後にめぐってくる
月のことを言います。

十五夜も十三夜も、毎年、日が変わります。
今年の十五夜は、9月24日でした。
一般的に「お月見」といえば、十五夜。
十五夜のころは、一年のうち一番空が澄みわたり月が明るく美しいと
されています。

平安時代から、貴族のあいだで観月の宴が催され、
江戸時代には庶民もお月見を楽しむようになったようですが、
それは、収穫祭という意味もあったようです。
かつて農作業は、月の暦によって行われていて、
月は農耕や収穫と深い関わりがあったからでしょう。

十五夜は、一年で一番満月が美しいとされていますが、
十三夜は、十五夜についで美しいといわれています。
満月は一年に12~13回ありますが、
「名月」と言われるのは、十三夜か十五夜。

小林一茶の有名な俳句に、
「名月をとってくれろと泣く子かな」
がありますが、
これは、十五夜か十三夜の満月のこと。

今年は、十五夜のころは、台風の影響で
空模様がはっきりしない日が多かったですが。
きょうは、いいお天気になりそうです。

さて、
十五夜はまたの名「芋名月」といいますが、
十三夜は、「栗名月」とも呼ばれます。

きょうは、栗を混ぜたあんをどら焼きの皮ではさんでみました。
まんまるく焼いたどら焼きを月に見立てて、お月見はいかがでしょう。

手作りならではの楽しみ、お好みの大きさで、お好みのあんで
作ってみてください。

◆ 栗入りどら焼き
【材料】(直径7~8㎝のもの6個分)
・卵  小 2個
・砂糖  70g
・濃口醤油・みりん・はちみつ 各小さじ1/2強
・薄力粉  100g
・重曹 小さじ1/2

・ くっきんぐせさみおいる 大さじ1
・(粒)あん210g(35g×6)
・ 栗甘露煮 3粒
・ 白炒りごま 大さじ1

【準備】
・卵は冷蔵庫から出して常温に置く。
・薄力粉、砂糖はそれぞれふるっておく。
・重曹は小さじ1の水と混ぜておく。
・栗は粗く刻み、炒りごまと一緒にあんに混ぜておく。

【作り方】
1 ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を2~3回に分けて加えなが
ハンドミキサー(泡立て器)でよく混ぜる。
白っぽく、もったりとして、すくって落とすと筋が残るくらい泡立てる。

2 1に醤油、みりん、はちみつを加え混ぜ、水どき重曹も加えて混ぜる。
薄力粉も混ぜて粉が見えなくなるまで、練らずによく混ぜ、
ラップをかけて20~30分休ませる。

3 2に水を大さじ1~2を状態を見ながら加え、
す~っと流れて落ちるくらいのやわらかさにする。

4 フライパン(ホットプレート)を熱してくっきんぐせさいおいるを薄くひき、
3を直径約7cm位に丸く流し中火で焼く。
プツプツと気泡が出るとひっくり返し、焼き色がつくまで焼く。(12枚)

5 冷まして、2枚1組にして、あんをはさむ。ラップで包んでなじませる。

※ あんは、粒あんを使いましたが、こしあん、白あん、抹茶あんなど、
お好みでどうぞ。
※ ラップで包んでしばらく時間をおくと、しっとりした食感になります。

【今回使用したのはコチラ】

【くっきんぐせさみおいる】

くっきんぐせさみおいる275

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