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今日(京)のおばんざいなぁに
2021.11.22

筑前煮~和食の日に~

11月24日は「和食」の日。

和食…日本人の伝統的な食文化が、
2013年(平成25)にユネスコ無形文化遺産として登録され、
それを機「和食」 文化の大切さを再認識する日になるようにと、
11月24日(1124=いい日本食)が和食の日に認定されたそう。

認定されてから、8度目の和食の日、
学校給食では、地元の特産物を使った献立や、行事にちなんだ料理、
だしのきいた和食献立を出し、子供たちに和食のよさを継承する
取り組みをしているところもあるようです。

日本には、四季があり、海に囲まれた豊かな自然があり、
多種多様な食材に恵まれる中、独自の食文化「和食」が
はぐくまれてきました。
四季それぞれの旬の素材を用い、その持ち味を生かした調理法で
料理する…和食の調理法は数多く、
たとえば魚の食べ方ひとつにしても、生食、酢でしめる、煮る、
焼く、揚げる、炒める、蒸す、発
酵させるなど、
多様な調理法があり、多彩な献立があるので、栄養バランスが
とりやすいです。

そして、「だし」のうま味。
日本固有のだしは、かつお、昆布、しいたけなど。
西洋のだしにあたるフォン・ド・ボーのように時間や手間がかからず
簡単手軽にできて、そのうまみのおかげで減塩もでき、
和食にはなくてはならないものです。

和食の日には、和食献立を一品、主菜にしてはいかがでしょう。
数ある和食の中から「筑前煮」を選んでみました。
筑前煮は、もともと筑前地方(現在の福岡県北西部)の郷土料理。
鶏肉、にんじん、れんこん、ごぼう、里芋などの根菜、こんにゃく
等が具材です。

根菜類が旬を迎えて、美味しく栄養価も高くなっているこの時季に
ぴったりの一品。
筑前煮は、名前からわかるよう、和食の基本ともいえる煮物です。
が、その特徴は、煮込む前に油で炒めます。
油で炒めることで、コクが出て、また、具材が油でコーティングされて
アクが出にくくなります。

炒める油はごま油! ごま油の香りでひときわ美味しく、
風味のいい味に仕上がります。
だしは、浸けておくだけの干しいたけと昆布なので手軽なところも
嬉しいです。

仕上げには、和食ならではの季節感を添えてみました。
抜き型で抜いた野菜を散らして…
晩秋の紅葉といちょうの色づいた葉を、かぼちゃと
にんじんであらわしました。

筑前煮は、作ったその日はもちろん、次の日もまた美味しく、
日持ちがするのも嬉しいお惣菜です。
冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったり。
和食の日に限らず、根菜の美味しい今の時季、
是非つくってみてください。

筑前煮

【材料】(3~4人分)
・鶏(もも)肉 150g
・ごぼう 1/2本
・にんじん 小1本
・れんこん 1/2節
・里芋 3個
・板こんにゃく 小1枚
・干しいたけ 3~4枚
・昆布(うすめ) 少々
・生姜 1かけ

・ごま油 大さじ1
A【うす口醤油・酒・みりん 各大さじ2、砂糖・濃口醤油 少々】

B【濃口醤油・みりん 各少々】
・ゆで銀杏など青味(ゆでた絹さや、三度豆、枝豆など)適宜
・かぼちゃと(金時)にんじん(飾り用に型をぬきレンジ加熱したもの)
少々

【準備】
・干しいたけは、昆布はそれぞれ水に浸けて戻しておく。
(できれば前日から)
戻し汁を合わせて150㏄くらいにし、しいたけは十字に切り、
昆布は7ミリ幅に切って結ぶ(食べやすい大きさに切ってもOKjj
・里芋は電子レンジ加熱して皮をむき、7~8ミリ厚さに切る。
・こんにゃくは小さめの一口大に切り、さっとゆでておく。

【作り方】
1,鍋(フライパン)にごま油と生姜の千切り、小さめの一口大に
切った鶏肉を入れて炒める。
2.色が変わると、小さめの乱切にしたごぼう、にんじん、れんこん、
しいたけ、里芋、こんにゃくを加えて炒める。全体に油がなじむと、
Aと戻し汁、昆布を入れて落し蓋をし(オーブンペーパーでOK)
    10分ほど煮る。
3.汁気がすくなくなると、Bで味を調え、汁気がほとんどなくなる
まで煮て、火を止める。
4.器に盛り、銀杏、型抜きしたにんじんかぼちゃを散らす。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油

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