インフォ
  • お買い物ガイド
今日(京)のおばんざいなぁに
2019.07.07

蛸入り山形のだし 素麺

きょうは七月七日、七夕です。

昨年は、今頃、各地で記録に残るような豪雨で、
河川の氾濫や土砂災害があり大きな被害がありました。

今年も7月に入って、九州や四国など、豪雨に見舞われる所も多く、
気がかりで、被害が出ないことを願うばかりでした。

きょうは全国的に晴れのところが多く、
夜には天の川が見える地方もあるかもしれません。

なにはともあれ、このあと今年の梅雨は、適度な雨で
災害がないことを祈りたいと思っております。

さておき、七夕にいただくものといえば、お素麺。
白くて流れるような素麺は、天の川を彷彿させます。

古くから、宮中では、素麺の原形とわれる索餅(さくべい)を
食べていたそうです。

もっとも、その「索餅」は、小麦粉等を細長く形作って油で揚げたもの、
今の素麺とはかなり違っているようですが、
平安時代には七夕に索餅を食べると疫病にかからないといわれて、
七夕行事に索餅が取り入れられていた、と言われています。

つるっとのどごしのよい素麺は、蒸し暑くなってきた
今の時季には、うってつけの食材ですね。

きょうは、旬の蛸(タコ)に、旬の野菜をいろいろ加えて、
素麺と合わせてみました。

蛸は、先日7月2日の半夏生の日にいただく食習慣があります。
半夏生は、二十四節気を三つに分けた七十二候の一つ、
田植えが終わり、農家では田神様をおまつりして、
稲が蛸の足のようにしっかり根付くように願いを込めて
蛸を食していた、とも聞きます。

梅雨の時季は、蛸の産地、明石近辺では、旬を迎えた蛸が
やわらかくて風味がいいのです。

そして野菜は、出盛りになってきた、茄子、きゅうり、オクラ、
とうがらしなどを使って山形の郷土料理「だし」を作りました。

旬の野菜はおいしく、加えたすりごまも香ばしいです。

「山形のだし」と蛸は相性がよく、素麺にもよく合います。
星形に切ったオクラを飾って、ちょっと七夕風にしてみました。

仕上げに、ごま油をまわしかけると、野菜のおいしさが
引き立ちます。
七夕の日だけでなく、食欲の落ちそうな蒸し暑い日にも
是非作ってみてください。

◆ 蛸入り山形のだし 素麺
 【材料】(2~3人分)
    なす 1本、 きゅうり 1本、(伏見)とうがらし 小1コ
    みょうが 1コ、 青じそ 5枚、 オクラ 5本
    生姜 (大)1かけ、 
    調味料A【醤油 大さじ2、みりん 大さじ1/2、
酢・砂糖 各小さじ1弱】
    蛸の足 約1本分、  素麺 2~3把
    白すりごま大さじ2、 ごま油 適宜、 

 【作り方】
■ 山形のだしを作る
 1.食塩水を作る。
  (約3%食塩水、水2カップに塩12g(小さじ2))
 2.なすときゅうりは、約5ミリ角に切り、とうがらしとみょうがと青じそは
  粗みじん切りにし、1に漬ける。
 3.オクラはさっとゆでて、飾り用にうす輪切りを少しとっておき、
   残りは約5ミリ角切りにし、生姜のみじん切りと水気をしぼった2と混ぜ、
   Aに混ぜて味を調える。
※ 冷蔵庫で入れ少し味をなじませておく。
■ 仕上げ
4.素麺をゆでて、よく水洗いしてから氷水でしめてザルにあげ
  水けをきって器によそう。
5. 3にすりごまと食べやすく切った蛸を混ぜて4の上にのせ、
   輪切りのオクラを散らす。
   ごま油をまわしかけていただく。

※ 山形のだしには、ほかに、ねぎや貝割れなどの野菜や長芋、
  味の出る、削り節や刻み昆布など、お好みで加えて下さい。
  とうがらしはお好みで。
 
【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油

すり白
すりごま(白)

 

記事一覧に戻る

よろしければシェアをお願いします!!
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • line
お買物ガイド
SHOPPING GUIDE

ご注文はインターネット・お電話・ファックスから承っております。
なお、休業日中の受注メール・お問い合わせは翌営業日に返信させていただきます。
※ご注文は24時間年中無休で受け付けております。

Copyright © 株式会社山田製油 All rights reserved.

ページトップへ