- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2023.03.20
カラフル・ミニおはぎ
春のお彼岸の時期となりました。
今年は、春分の日が3月21日。
前後3日ずつ、18日~24日の7日間が春彼岸です。
お彼岸には、亡くなった方を偲んで、
ご先祖さまに感謝の気持ちを捧げます。
お墓参りに行ったり、お仏壇・仏具の掃除をしたり、
また、お墓やお仏壇にお供え物をしたり…
お供えするのは、季節のお花や、ぼた餅・おはぎ、
亡くなられた方の好きだった食べ物等など。
今年の春彼岸も、お供えをして手を合わせて、
感謝の心と供養の意を伝えましょう。
さて、お供えですが、普段のお菓子は色々だと思いますが、
お彼岸には、おはぎ(ぼたもち)を用意することが多いです。
おはぎは、和菓子のお店では、お彼岸の時期だけでなく、
年中おいてありますが、昔ながらの正統派(?)の
あんこときなこ、以外のものも最近見られるようになってきました。
近年、SNSの普及でSNS映えからきているようですが、
今までのおはぎとは、かなり見た目が変わった、
おはぎとは思えないような、ビジュアル系のおはぎを
テレビやネット上で見かけます。
カラフルで華やかな色合いは、目を引き、
大人気で入手するもの大変だとか。。。
お店のようには、なかなか作れませんが、
おうちで、少ない材料で、ちょっと華やかなおはぎ、
作ってみました。
カラフルなのは、だいたいあんこの色ですが、
家庭で色んなあんをそろえるもの大変なので、
白あんだけです。
白あんに、白ごまねりねりを混ぜた、クリーム色のあん、
白あんに、黒ごまねりねりを混ぜた、黒っぽい色のあん。
白あんに、いちごジャムを混ぜた、桃色のあん。
いちごジャムは、発色がよいように、生のいちごを
電子レンジ加熱して作っています。
いちごを混ぜ込んだあんは、落ち着いたきれいな桃色。
白ごまあん、黒ごまあんと合わせて並べると華やかです。
いずれも自然の色なので安心、そして美味しいあんです。
ごまあんの方は、周りに、ごまやナッツをまぶすと、
香ばしくて、見た目も変化がつきます。
ミニサイズは、作りやすく、食べやすく、おすすめです。
是非作って見てください。
カラフル・ミニおはぎ
【材料】(ミニサイズ9個分)
・道明寺粉 70g
・砂糖 小さじ2
・塩 一つまみ
・白炒りごま 約小さじ2
・黒ごまあんA【白あん 50g、黒ごまねりねり・黒すりごま 各大さじ1/2】
炒りごま(黒・白)・黒すりごま 各適宜
・白ごまあん B【白あん 50g、白ごまねりねり 大さじ1/2】
白炒りごま ・ナッツ(くるみ・スライスアーモンド等) 各適宜
・いちごあん C【白あん 50g、いちごジャム 10g】
【即席いちごジャム作り方】(作りやすい少量)
いちご(3粒、約50g)を半分に切り、砂糖少々(5~10g)を混ぜ、
電子レンジで加熱する(1分加熱→取り出して混ぜる→1分加熱)
(加熱時間は、様子を見て加減してください)
【作り方】
①耐熱ボウルに道明寺粉と水110㏄、砂糖と塩を入れて混ぜ、
ふんわりラップをかけて3分加熱して、そのまま5分程蒸らす。
②①の粗熱をとり、炒りごまを混ぜて直径2cmくらいに丸めておく。
③あんは、A、B、Cそれぞれの材料を混ぜて、三等分して丸めておく。
④あんをそれぞれラップではさんでのばし、上に②をのせて包むよう
に丸くまとめる。
⑤黒ごまあんには、黒すりごまを周りにまぶしたり、炒りごまを散ら
したり、白ごまあんには、炒りごま、ナッツ類を周りにまぶす。
(画像は、白炒りごま、砕いたくるみ、スライスアーモンド)
いちごあんは、白すりごまを周りにまぶしてから、上面に袋に入れて
絞り出す。
※周りにまぶしたり散らしたりする具材は、なくてもOK。
お好みでどうぞ。
※絞り袋や口金がないときは、ポリ袋に入れ、角を小さく切って、
くるくると丸く絞り出すと、モンブランのようになります。
今回使用したのはコチラ