- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2022.03.10
ごま風味~雑穀ドレッシングのサラダ
3月9日は雑穀の日です。
ざっ[3]こく[9] の語呂合わせの日で、
古来、日本の主食の原点!とも言える雑穀の
素晴らしさを知ってもらう目的で、
制定されたそうです。
雑穀というと、何を思い浮かべられすか?
数多ある雑穀ですが、有名なものでは、
あわ(粟)、きび(黍)、ひえ(稗)、
黒米、赤米、はと麦、えん麦などイネ科の雑穀、
大豆、小豆など豆類、ほか、
そば、キヌア、アマランサス、
そして、ごまも雑穀の仲間です。
かつて日本では、これらの雑穀が重要な主食の穀物でした。
が、昭和の時代、米の増産に伴って次第に表舞台から姿が消えて
いきました。
あわ、ひえと言うと、一時は小鳥やハムスターなど
ペットの餌、というイメージがあったほどです。
ただ、近年、雑穀の優れた栄養価…
…ミネラル、食物繊維が豊富なことから健康にいい!と
見直されてきています。
雑穀は長寿食。腸内環境を整えたり、美肌効果、ダイエット効果も期待でき、だんだんと人気が出ています。
手軽に、ご飯と一緒に炊けるように、色々ブレンドした
五穀米、十穀ごはん、雑穀ごはんと、使い易いかたちで
販売されています。
健康面だけでなく、その歯ごたえのよさや香ばしさも魅力の雑穀。
きょうは、雑穀をドレッシングに混ぜこんで、サラダを作ってみました。
雑穀のプチプチもちもちした食感が楽しいドレッシング、
具材との味のなじみもよくて、ごまの風味が効いて、
食欲をそそります!
今回は、しゃきっとしたれんこん、レタスに
ねっとりしたアボカド、
彩りに、トマト、カラーピーマンで作りましたが、
どんな野菜とも相性がいいので、
お好みの野菜、ありあわせのもので、
是非作ってみてください。
◆ 胡麻風味~雑穀ドレッシングのサラダ
【材料】
・雑穀 (ゆでたもの)30g(大さじ2~3)
・A【白すりごま 大さじ1、ごま油 大さじ2、酢 大さじ1~2、醤油・ポン酢 各大さじ1、砂糖 小さじ 1、塩 少々】
・れんこん 100g
・カラーピーマン(赤・黄) 各1/2コ
・アボカド 1/2コ
・トマト 1コ
・レタス 適宜
【作り方】
※ 雑穀は、あらかじめゆでてパックしてあるものはそのまま使う。そうでないものは、ゆでてから使う。
●水に浸けておいた雑穀、ほぼ同量(重さ)の水、塩少々で、
中弱火で20ほど煮て、10分蒸らす。
(1カップ以上の量なら、炊飯器で米と同様に炊く。)
1.雑穀とAを混ぜて、ドレッシングを作る。(好みの味に調える)
2.下ゆでして半月(いちょう)切にしたれんこん、下ゆでして細切りにしたカラーピーマンを1と混ぜる。
3.器にちぎったレタス、薄切りのトマトをしき、上に2と食べやすく切ったアボカドをのせる。