- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2023.10.13
ごま風味~素麺チヂミ
二十四節気の寒露の時期となりました。
今年2023年の寒露は、10月8日~23日です。
寒露は、夜が長くなり、露が冷たく感じられる頃。
日中は秋晴れで過ごしやすく、そして、
朝晩は随分冷え込むようになってきました。
出かけるときの服装も温かな秋仕様へと…。
寒露になり、夏物を片付け。来シーズンに気持ちよく着られるよう
洗濯をして、処分するものもチェック。
そして衣類だけでなく、食品棚も点検。
着るものは、着古したら処分しますが、
食べるものは、古くなった(賞味期限を過ぎてしまった)からと
処分するのはもったいないです。
無駄なく食べきるようにしたいものです!
食品棚には、夏によく利用した素麺が、
封を開けてゴムでとめたまま残っていました。
賞味期限が比較的長い素麺など、気が付くと
開封してから時間が経っていた、ということはありがちです。
ゴムでしっかりとめたつもりでも、
とめ方によっては、密閉状態になっていないこともあります。
開封後はダ二の心配などもあるので、できるだけ早く食べたいですね。
さておき、
素麺の残りを使い切ろうと、全部ゆでたら…
…多過ぎて、ゆでた素麺がけっこう残ってしまいました。
この経験、「私も…」「我が家も…」という人、思いのほか多いです。
ゆでて時間が経った素麺は、かたまってしまったり、やわらかくなったり、
本来の風味も食感もなくなってしまいます。
そんな残念な状態になった素麺も一工夫で美味しく食べられます。
こちら、素麺チヂミです。
たっぷりのごまで、香ばしく焼き上げたチヂミは、
軽食に、おやつに、ビールのあてにもピッタリ!
中はもちっとして、外側はカリッとした口当たりが魅力です。
ごま油をやや多めに入れしっかり焼くと、香ばしさが増し、
カリカリ食感がきわだって、とても美味しいです!
具は、今回は、ちくわ、にんじん、青ねぎ、ちりめんじゃこですが、
他にも、豚薄切り肉、玉ねぎ、ニラ、桜海老等、お好みのもので。
是非作ってみてください。
ごま風味~素麺チヂミ
【材料】(2枚分)
・ゆでた素麺 約150g (乾麺1束分)
・卵 (大) 1コ
A【片栗粉 大さじ2、塩 少々、削り節 小1パック、黒炒りごま 大さじ3~4】
B【ちくわ 1本、にんじん 小1/2本、青ねぎ 2~3本、ちりめんじゃこ 1つかみ(大さじ2~3)、ピザチーズ 30g】
・ごま油 大さじ2
C【ポン酢 大さじ3、白すりごま 大さじ1、ラー油 少々】
【作り方】
①ゆでた素麺をボウルに入れ、卵を入れて混ぜる。Aも加え混ぜる。(時間がたって、素麺がかたまっている場合は、ザクザク切る)
②ちくわは輪切りに、にんじんは細切り、青ねぎは小口切りにして、Bの他の材料と一緒に①に混ぜる。
③フライパンにごま油大さじ1/2を入れて熱し、②の半量を流して平らにならして、焼き色が付くまで焼く。上下を返して、大さじ1/2のごま油を回し入れ、こんがり色よく焼く。(残りも同様に焼く)
④食べやすく切り分け器にのせ、Cを混ぜたたれを添える。