- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2022.12.26
ごま香る~韓国風味つけ卵
2022年も残り僅かとなりました。
今年はいろいろな意味で激動の年でした。
ロシアによるウクライナの軍事侵攻、
旧統一教会と政治の関係、
円安・物価の上昇が著しく、
生活面で不安を感じることが多い一年だったと思います。
毎年12月に発表される、この一年の世相を漢字一文字で表す
「今年の漢字」は「戦」
ウクライナの状況から「戦」争の恐ろしさを目の当たりにし、
円安・物価高による日々の生活の中での「戦」い、
また、新型コロナウイルスとの「戦」いも、今なお続いています。
そんな中、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」には、
熱くなって応援し、元気・勇気をいただきました。
サッカーW杯では、日本代表が、優勝経験のあるドイツやスペインを
撃破したことは、まだ記憶に新しいです。
野球界では、ヤクルト村上選手の日本人最多本塁打、
(村上選手の活躍は、流行語大賞になった「村神様」!
からもうかがえますね!)
ロッテ佐々木投手の完全試合、そして、
大リーグでの大谷翔平選手の2桁勝利2桁本塁打の大活躍。
北京冬季五輪での熱「戦」
冬季歴代最多の18個のメダル獲得には日本中が沸きました。
スポーツの中の「戦」は、いいのですが。。。
来年の漢字が、笑顔になれるような字であることを
切に願います。
そして・・・
今年の話題の「食」。
ぐるなび総研(食をテーマに調査し、その成果や提言を発信する会社)
の選ぶ日本の食を象徴する「今年の一皿」は、
<冷凍グルメ>
コロナ禍で飲食店への急速冷凍機の導入が加速し、
レストランのメニューをそのまま再現した冷凍グルメが誕生。
保存性やフードロス削減の観点でも注目され、
これからの日本の食文化に影響を与えるもののよう。
それから、
大手料理レシピサイトのクックパッドが選んだ
「2022食のトレンド大賞」は<韓国風やみつき卵>
SNSを発端に注目を集め、
韓国ではやみつきになる程の中毒性の高さから「麻薬卵」とも呼ばれ、日本でも、インパクトの強い名前やおいしさ、安価、身近な食材で手軽に作れることからその人気が加速したようです。
平たく言えば、味付けゆで卵。
ねぎやにんにくなど香味食材と醤油ベースのしっかりした味付けで、
ご飯にもお酒にも合うおいしさだそう。
私自身は、まったく知らなかったののですが、
この機会につくってみました。
お醤油の味にねぎ生姜など香味野菜の風味、そして、
ごま油の香り豊かさが加わり、間違いなくご飯に合う
美味しさでした。
今年の味、是非作ってみてください!
さて、
今年一年「今日(京)のおばんざい、なぁに。」
を読んで下さり、ありがとうございました。
来年も、皆さまの「食」のお手伝いができますよう
精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
韓国風 味つけ卵
【材料】
・卵 M5個くらい
・水・醤油 各大さじ4
・砂糖・みりん 各大さじ1/2
・酢 少々
・白炒りごま 大1
・白すりごま 小さじ1
・白ねぎ 15cmくらい(みじん切り)
・生姜 小1かけ(みじん切り)
・鷹の爪 少々(輪切り)
・にんにく 少々(すりおろし)
・ごま油 大さじ1
【作り方】
①熱湯に卵を入れて混ぜながら6分ゆでて、
流水で冷やしながら殻をむく。
②卵以外の材料をジップロックに入れて混ぜ、
①を入れて漬け込む。
(6時間~1日くらい)
※卵の丸い、気室のある方(尖っていない方)に穴をあけておくと、
殻がむきやすいです。
※卵のゆで時間はお好みで。
(今回は、S~Mサイズ、6分で、とろ~りしつつ、黄身がたれない
状態。Lサイズなら7分くらい)
※漬け時間もお好みで、丸一日漬けるとかなりしっかり味がなじみます。
※ジップロック以外でも、タッパーのような保存容器でもOK。
※残ったたれは、炒め物などに無駄なく利用しましょう。
今回使用したのはコチラ
すりごま(白)