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今日(京)のおばんざいなぁに
2025.08.07

ごま香る~オクラのすり流し

きょう八月七日は、二十四節気の立秋です。

立秋は、夏の暑さが極まり、秋に向け季節が移り変わり始める日、
暑さのピークとされ、翌日からの暑さは「残暑」となります。
夏の便りも暑中お見舞いから残暑お見舞いに変わります。

今年は六月の下旬からずっと暑さのピークが続いている感があり、
「歴史的な」猛暑と表現されるほどで、
とにかく猛暑日と熱帯夜が続く 暑過ぎる毎日、
予報によると、まだしばらくこの暑さが続く模様です。

夏バテや熱中症予防のため、夏が旬の野菜を積極的に
食卓に取り入れるようにしましょう。

きょうは、今が旬のオクラを取り上げます。


夏野菜のオクラは、身体にこもりがちな熱を冷ましてくれ
また緑黄色野菜で栄養豊富なので、夏バテ対策としてお勧めです。

オクラはビタミン、ミネラル、食物繊維など身体に嬉しい栄養素が
豊富。夏バテ予防、免疫力アップなど、夏を元気に過ごすための栄養
がたっぷり含まれているのです。

独特のねばり・ぬめりの正体は、食物繊維。
整腸作用、血糖値の急上昇を抑える働き、大腸ガンを予防する効果が
あります。

そして、βカロテンやビタミンB1、ビタミンC も豊富。
抗酸化作用がつよく、夏の強力な紫外線から肌を守り、
日焼けによる炎症も抑えてくれる効果があります。
免疫力を高めて、ウィルス等に負けない身体づくりを助けてくれます。


今回ご紹介するのは、
オクラのすり流し。

すり流しとは、野菜や魚介類などをすりつぶしてだしでのばした
日本の伝統的な汁物。いわば日本生まれのポタージュですが、
コトコト煮込むことなく、しみじみと味わい深い汁物です。
素材や季節によって冷やし、温めたり…一年を通して楽しめます。

野菜のすり流しは、カロリー控えめで野菜の栄養を丸ごと摂れ、
だしのうまみが素材の味を引き出してくれ、シンプルながら
ヘルシーな汁物。
かつてはすり鉢などを使っていましたが、ミキサーやブレンダーを
使って、簡単手軽に作れます。


オクラのすり流しは、
淡いグリーンが涼しげできれいな色、
オクラの粘り気が自然なとろみとなり、つるっと喉を通ります。

上からかけたごま油は、風味アップするだけでなく、
オクラに含まれる脂溶性のビタミン群(βカロテン、ビタミンE・K)が
身体に吸収されやすくなります。
やや濃いめの味付けにして、素麺と合わせてもまた美味しい。
消化もよく、夏に疲れがちな胃腸の調子を整えてくれる一品、
食欲がない時にもピッタリ。
是非作ってみてください。

 

ごま香る~オクラのすり流し汁

【材料】(約2人分)
・オクラ 80g(約10本)
・だし 160cc
A
【塩・うす薄口醤油・みりん 各少々】
・(金)ごま油・白すりごま 各少々

【作り方】
①オクラは塩で板ずりにして、沸騰した湯でさっとゆで(30~60秒)水気を切ってざるに上げて冷ます。

② ①を約5mm幅の輪切にして飾り用にとり、残りはザクザク切ってだしと一緒にミキサー(ブレンダー)で混ぜる。

③Aで味をととのえ、器に入れて上にすりごまと飾り用オクラをのせ、金ごま油をまわしかける。

※なめらかさ加減は、ミキサーにかける長さでお好みに調節してください。

※仕上げにかけるのはごま油でも金ごま油でもお好みで。

今回使ったのはこちら

●金ごま油

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