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今日(京)のおばんざいなぁに
2015.01.24

揚げない揚げ出し餅

一月は、松の内が終わってからも
お餅を食べることが多い我が家です。
お正月の残り、というのではなく、
お正月のお餅を冷凍保存して、とりあえず一月中 楽しんでいる、
という お餅好きの私です。

そもそも、お正月には、なぜお餅を食するようになったのでしょう…。

それは、時代をさかのぼって平安期、宮中で行われた
「歯固めの儀」という正月行事から始まっているようです。

健康と長寿を祈願したこの行事に、
お正月に 神棚や床の間に鏡餅を飾る風習も、
お餅をいただく習慣も、由来しているとか。

もともとお餅は、「ハレの日」に神さまに捧げる神聖な食べ物だったので
お正月にお供えするのは、自然なことです。
長寿祈願の「歯固めの儀」に、
長くのびて切れないことから、長寿を願う意味もあるお餅は、
欠かせない食べ物になり、そこから、
お正月とお餅が密接になったのでしょうか。

お餅のうんちくはさておき、
とにかくお餅は美味しいです…
そして、食べ方のバリエーションが豊富。

お正月は、お雑煮から始まって、
きなこ餅やら、磯部餅、あんこ餅、大根おろし餅、
納豆餅、おぜんざい、餅茶漬け・・・

軽食になるものあり。ほっとする甘いおやつもあり。

お雑煮については、地方によって、丸餅あり角餅あり。
焼いたり、焼かなかったり。
白味噌仕立てやすまし汁仕立て。
具もびっくりするほどいろいろ。

お雑煮談義ほど、故郷の話がはずむものも
あまりないのでは…!?…と思うほどです。

近年、切り餅が普及して、いつでもお餅が食べられ、
昔ほど、お餅のお正月ならでは感は薄れてきました。
風情という点では、ちょっと残念ですが、
お餅好きには、ありがたいことです。

いまや、ピザやグラタン、煮込み、炒め物に、揚げ物に…と
中華風、韓国風、洋風、イタリア風、フランス風、エスニック風と
アレンジ料理も、それはそれは たくさんあります。

さて、そんな中から、きょうは和風の「揚げ出し餅」を
作ってみました…揚げずに。
(正確には、揚げ出し風餅です)

ごま油で色よく炒め焼きにしたお餅に、熱い
だし汁をかけて、大根おろしと薬味でいただきます。
揚げてないけれど、ごま油の香ばしい風味で、
コクのあるお味です。

消化がいいお餅を、大根おろしでさらに消化よく、
そして、身も心もあたたまる、軽食にぴったりの
一品です。
そう、受験生の夜食にもうってつけ。
是非、おためしください。

 

揚げない 揚げ出し餅

【材料】(約4人分)
・お餅 4個
・片栗粉 少々
・ごま油 大さじ3
・A 【だし 3カップ強、うす口醤油 大さじ2、酒・みりん各大さじ1、塩・砂糖 各少々】
・大根おろし・削り節・刻みねぎ・おろし生姜 各適宜
・白すりごま 約大さじ1

【作り方】
1.お餅に片栗粉をまぶし、フライパンにごま油を熱して、ゆっくり両面に焼き色がつくまで炒め焼きにする。

2.焼いている間、Aを鍋で煮立てて、味を調える。(大根おろしを入れるので、やや濃いめにする)

3.1のお餅をお椀に入れて、2のだしをはり、上に、大根おろし、削り節、刻みねぎ、おろし生姜をのせ、白すりごまをふりかける。

今回使用したのはコチラ

 

ごま油

 

すりごま

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