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今日(京)のおばんざいなぁに
2023.12.02

ごま香る~白いおぜんざい

はや十二月。冷え込んできました。
今年は、暑さが長びき、十一月に入って夏日が続いたことも
あってか、ひときわ寒く感じられます。

 

師走の声を聞き、吐く息が白くなると、
温かなおぜんざい、おしるこが恋しくなります。

 

もっちりとやわらかなお餅と、風味豊かで素朴な甘みの小豆、
身も心もほっこりほぐれる美味しさですね。

 

ところで、
おぜんざいとおしるこの違い、ご存じでしょうか?

 

一般的に、関西では、
小豆の粒粒があるのがおぜんざいで、
粒がなく、なめらかなのがおしるこ。
あんの違いで区別されています。

 

一方、関東方面では、
おしるこは小豆あんの汁物全般のこと、
おぜんざいはお餅にあんを添えた汁気のないもの、
汁気の有る無しで区別されているのです。

 

そして、関西のおぜんざいは、関東では田舎汁粉、
関西のおしるこ(汁粉)は、関東では御膳汁粉にあたるようです。

 

他の地域でも、おぜんざい、おしるこはいろいろあるようで、
餅入りをおしるこ、白玉団子入りをおぜんざいと呼ぶ所があったり、
また、違いが曖昧で、ほとんど区別されていない所があったり、
お餅の代わりに、かぼちゃやさつま芋を入れる所もあるようです。

 

ちなみに、
ぜんざいは、漢字では「善哉」、語源は仏教用語とされています。
「善哉」=(よきかな)は、サンスクリット語で「素晴らしい」という意味。
ぜんざいを初めて食べた僧侶(一休さんと言われている)が、
あまりの美味しさに「善哉」と叫んだことからきていると
言われています。(他にも諸説あるようですが…)

 



 

さて、きょうご紹介するのは、変わりぜんざい。
白いおぜんざいです。

 

小豆あんの代わりに白あんを使い、相性のいい豆乳で
のばした、ヘルシーなおぜんざいです。
お餅に加えて添えたゆりねがよく合います。

 

 

小豆に比べると、あっさりたんぱくなので、
白ごまねりねり(練りごま)と白味噌を加えて、
コクと風味をプラスしました。

 

今回は、よもぎ入りの緑色のお餅を使いましたが、
普通の白いお餅を入れると、
全部が白っぽくなって、やわらかな印象になります。

 

いつもの普通のおぜんざいと一味ちがった美味しさ、
白い色がインパクトのあるおぜんざい、
是非作ってみてください。

 

ごま香る~白いおぜんざい

 

 

【材料】(約2人分)
・豆乳 約1カップ強
・白あん 100g
・白ごまねりねり(白練りごま) 大さじ1
・白みそ 小さじ1
・(切り)餅 2コ(写真はよもぎ入り)
・ゆりね 少々(ゆでたもの)
・白すりごま 少々

 

【作り方】
①鍋に白あん、白ごまねりねり、白みそを入れて混ぜ、豆乳を3/4ほど加えて混ぜる。

②①を弱火にかけて溶き混ぜて煮溶かし、残りの豆乳を入れ量を加減して味をととのえる。

③餅をオーブントースター(グリル等)で焼いて、器に入れて上から②をかけ、ゆりねをのせ、白ごまを散らす。

※③で、お餅を少し煮ると、お餅がやわらかくなり、味がよくなじみます。
※白あんがない場合は、白花豆の煮物を半つぶしにして、使っても…。

 

 

今回使用したのはコチラ

 

●すりごま(白)

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