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今日(京)のおばんざいなぁに
2022.01.07

あんかけ七草粥

新年おめでとうございます。
少し遅い年初のご挨拶となりました。

2022年、令和四年、壬寅の年。
一昨年1月から始まったコロナ禍が長引き、
落ち着かない日常の新年です。

今年こそ、明るい見通しの穏やかな年になりますよう、
心豊かに過ごせる年になりますように。

今年も、「今日(京)のおばんざい、なあに。」では、
ごま油やごま製品を使って、毎日の食卓に役立つ献立を
ご紹介したいと思います。

コロナに負けない、免疫力アップが期待できるような献立を、
栄養面と美味しさを考え、行事食や季節感を盛り込んで
ご紹介していきたいです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、
正月休み明けのスーパーで目に付くのは、「七草粥」のセット。
近年だんだん七草粥の風習が浸透してきているのを感じます。

一月七日に七草粥をいただく由来は、諸説あるようです。
この日は、「人日(じんじつ)の節句」。
人日は、人を大切にするという意味があります。

中国、唐の時代、人日の節句に七種の野菜が入った汁物を食べて
無病息災を願ったそう。その風習が日本に伝わって、
もともと日本にあった「若菜摘み」(年初に若菜を摘んで生命力をいただく)
という風習が結びついて、
七草粥を食べる文化が定着していったようです。

なにはともあれ、お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわり、
その一年の無病息災を願っていただく七草粥。
寒いこの時期に、風邪をひかないように青菜で栄養補給をする、
という
意味で理にかなっていますね。

七草は「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ」

それぞれ、胃腸の働きを整えたり、消化を助けたり、
いろいろ健康効果が期待できます。

ただ、必ずしも上の七草を使う、というわけではなく、
時代や時期、地域、家庭によって野菜の種類、具はさまざまのよう。
あまり
こだわらず、七草パックでなくても、手に入りやすい野菜
(七草のうち、大根、かぶ、セリ等)を使えばいいと思います。

今日ご紹介する七草粥は、大根とかぶ(ともに根と葉)、セリ
を使いました。
セリは、香りが高いので、是非入れてほしいです。
ただ、七草の独特の風味、ほろ苦さが苦手な方(とくにお子さん)も
少なくないかもしれません。

今日は、七草粥を美味しくいただけるよう、あんかけにしました。
だしのきいたあんをかけていただく「あんかけ七草粥」
とろりとした、やさしい口当たりのあんは、誰もに好まれます。

仕上げに回しかけたごま油の香りとすりごまの香ばしさで
美味しさアップ。
1月7日にかぎらず、胃腸を休めたときなど、是非作ってみてください。

◆ あんかけ七草粥
【材料】(2人分)
ご飯 150g
昆布だし(または水) 2カップ
大根・かぶの根 約70g(ご飯の半量くらい)
せり・大根葉・かぶの葉 約70g(ご飯の半量くらい)
塩 少々
A【だし250㏄、酒・みりん 各大さじ1、うす口醤油 小さじ1/2】
塩・濃口醤油 少々、水溶き葛粉(片栗粉)少々
白すりごま・ごま油 各少々

【作り方】
1.せりと大根葉、かぶ葉は、さっと塩ゆでして、5ミリ幅の小口切り
にする。
2.大根とかぶの根は、薄切りにして、7~8ミリ角に切る。
3.ご飯をザルに入れて流水でさらっとばらばらになるまで洗い、
 鍋に入れる。昆布だしを加えて火にかけ、沸騰したら2も加え、
弱火で7~8分煮る。
4.1も加えてサッと混ぜ、ひと煮して塩を入れて味をととのえる。5.Aを小鍋に入れて火にかけて、沸騰すると、塩と濃口醤油で味と
色をととのえ、
水溶き葛粉でとろみをつける。
6.器に4をよそい、上から5のあんをかける。
すりごまを散らし、ごま油を回しかける。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油

 

すり白
すりごま(白)

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