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今日(京)のおばんざいなぁに
2019.08.05

とうがらしとおじゃこのたいたん

日本各地で猛暑です。
京都では、最高気温が体温をこえ、そして、
1日24時間のうち12時間以上が30℃以上という日が
つづいています。

朝から、うだるような暑さ…
日中は、つきささるような強い日差し…
日没後も、涼しくならず…
夜間は、熱帯夜で寝苦しい…
どうやら、こんな酷暑の日はつづき、長期戦になる模様。

あちらこちらで、今年一番の暑さを更新しているような中、
皆さま、夏バテで、疲労感や睡眠不足がたまったり、
食欲不振になったりしてませんか?

夏の暑さによる不調は、夏野菜を食べることで改善できます。
野菜は、旬の時季が一番栄養価が高く、また美味しいのです。
何より、その時季の身体のためになる栄養素が豊富。
夏野菜には、熱をもった身体をクールダウンするミネラルや水分、
不足しがちなビタミンなど栄養素をたっぷり含んでいます。

(万願寺とうがらし)

きょうは、夏野菜の中、とうがらしをいただきます。
辛い赤とうがらしではなく、緑色の甘とうがらしは、
ツヤツヤの緑と形からわかるように、ピーマンとは仲間ですが、
ピーマンよりも栄養価が高いのです。

京都には、京野菜の伏見とうがらし、万願寺とうがらし、
鷹峯とうがらし、山科とうがらし等、地名のついたとうがらしが
いろいろあります。

(真下にあるピーマンから時計回りに、山科…、万願寺…、鷹峯…、伏見…)

滋賀県に杉谷とうがらし、奈良にひもとうがらし、と
ご当地のとうがらしもあちこちにあると思いますが、
全国的には、ししとうが有名です。

きょうは、万願寺とうがらしとちりめんじゃこをさっと炒め煮にした、
常備菜になる京都のおばんざいを作ります。

とうがらしを調理する時は、ヘタと種を取ることが多いと思いますが、
こういう炒め煮のときは、私は種をとらず種も一緒にいただきます。
加熱すると種もやわらかくなり、違和感なく食べられます。が、
食感が気になる方は、縦半分に切って、種をはずしてください。

ただ、とうがらしの種はとても栄養価が高いのです。
実と同様にビタミン、ミネラルが豊富なので、
捨てるのはちょっと勿体ないと思うのですが…
(種をとる手間もはぶけますし…)

なにはともあれ、ご飯によく合うお味。
ごま油で炒めることで、コクが出て風味がよくなり、
そして、油と一緒に摂ることで、ビタミンの吸収もよくなるのです。
是非、作ってみてください。

◆ とうがらしとおじゃこのたいたん(煮物)
【材料】(約4人分)
・万願寺とうがらし 約300g
・ちりめんじゃこ 30g
・ごま油 大さじ1~2
・塩 少々
A【酒・みりん 各大さじ2、砂糖 小さじ1、濃口醤油 大さじ1強】
・白炒りごま 小さじ1
【作り方】
1. とうがらしは、ヘタを取り、小ぶりのものは、丸のまま(はねないように切り込みを入れる)、大きいものは斜めに2つか3つに切る。

2.フライパンにごま油を入れ、1を中火で炒める。全体に塩をふりかけ炒め、軽く焼き色がつくと、じゃこも加える。
 

3.Aを加えて火を弱め、ふたをして、ときどき上下を返して混ぜながら、全体がしなっとはるまで煮る。炒りごまを指でひねりながら加えてサッと混ぜ、器に盛る。

※ とうがらしは大ぶりに切ると食べごたえがあります。
※ じっくり火を通すと、とうがらしの緑はとんで鈍い色になりますが甘みが出て口当たりもよくなります。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油

いり白
炒りごま(白)

 

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