きょうは、二十四節気の立冬。
立冬とは、冬のはじまりのことです。
「立」には、新しい季節になるという意味があって、
二十四節気のうち、立春、立夏、立秋とともに、
四立(しりゅう)として、季節の大きな境目です。実際、立春の時季が まだ寒かったり、
立秋とは名ばかりで暑さが厳しいさなかであるように、
立冬とはいえ、まだあまり冬の気配は感じられません。辺りの木々が色づき始めている様子に、秋の深まりを感じる
今日この頃ですが、
きょうは、陽射しも強く、日中は暑いくらいの一日でした。さて、
中国では、古くから「立冬補冬、補嘴空」ということわざが
あるそうです。
これは、立冬には旬の食材を温かくして食べて、栄養を摂り
体調を整える」という意味だそうです。

昔の人は、寒さに備えて、栄養を補給して、
身体を労わっていたのですね。
で、今が旬の野菜、といえば、ほうれん草、大根、かぶら、
ねぎ、白菜、等など…

いずれも年中見かけますが。旬の時季には、栄養価が高まり、
味が濃く美味しくなります。

ほうれん草に含まれるビタミンCは、冬は夏の3倍!と
言われています。

きょうは、ほうれん草でグラタンを作ってみました。
あつあつのグラタンは、子どもにも大人にも人気!
グラタンにすると、ほうれん草もたっぷり食べられます。

また、油分と一緒に食べることで、ほうれん草に含まれるβ-カロチンの
吸収がよくなります。

朝夕は、ぐっと気温も下がり、寒暖差がかなり大きい今の時季、
あったかいグラタンは嬉しい献立、また
たっぷりのほうれん草で、体調をととのえ、風邪をひきにくくなります。

きょうのグラタンは、バターを使わず、
くっきんぐせさみおいるを使いました。
クセのないやさしい風味に仕上がり、ベーコン等素材や
チーズの風味が引き立ちます。

炒めた玉ねぎに薄力粉を振り混ぜて炒めて、
牛乳でのばしていく作り方は、わざわざホワイトソースを作らず、
手軽で失敗のないレシピです。
是非作ってみてください。

◆ ほうれん草と卵のグラタン~くっきんぐせさみおいるで…
【材料】(約2~3人分)
玉ねぎ 小1個、 ベーコン 80g、
ほうれん草 1把、 卵 2~3個、
薄力粉 大さじ2.5(20g強)、  塩・こしょう 各少々、
くっきんぐせさみおいる 大さじ1強、 ピザチーズ25g
牛乳 300cc、 パルメザンチーズ 20g、 パン粉 少々

【作り方】
1. ほうれん草は固めにゆでて、3cm位に切っておく。
卵は半熟にゆでて、殻をむいておく。。
2.玉ねぎは薄切りにしてくっきんぐせさみおいるで炒める。
軽く塩こしょうして、しんなりすると、薄力粉を加え混ぜ、
粉っぽさがなくなるまで弱火でよく炒める。
3. 1cm幅に切ったベーコンを加えてひと炒めし、牛乳を少しずつ
加え混ぜる。
4. 全体に均一に混ざると、1のほうれん草とピザチーズを加えて
塩こしょうで 味を調える。
5. 耐熱皿に1のゆで卵をのせ、4を流し入れ、上にパルメザンチーズ
とパン粉を散らし、グリルかオーブントースターで、表面に焼き色が
つくまで焼く。

【今回使用したのはコチラ】

エキストラバージンごま油