- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2016.02.29
にんにく+ごまで…にんにく味噌
きょうは2月末日。
今年はうるう年なので、29日です。
4年に1度の閏(うるう)年。
ですが、
閏年は、必ずしも4年に1度巡ってくるわけではありません。
・閏年は、西暦で4の倍数の年。
・ただし、100で割り切れる年は閏年ではない。
・しかし、400で割り切れる年は閏年である。
ちょっとややこしいです。
このあとも4年ごとに、やってくる閏年ですが、
80年後の閏年、西暦2096年の次の閏年は、
8年後の2104年になるようです。
(2100年は、閏年ではないのです)
さておき、
2月29日は、語呂合わせから、にんにくの日です。
漢字では、大蒜。
英語では、ガーリック。
スペイン語では、アホ。
いろんな国のさまざまな料理で、使われています。
その歴史をひもとくと、紀元前から薬用として栽培されていたようです。
(胡麻も、紀元前から栽培されていたと言われています。)
古代エジプトでは、ピラミッドを築く労働者がにんにくを食べて
厳しい労働に耐えている姿が描かれた壁画があり、また、
日本では、古事記や万葉集に、にんにくの記載があるそうです。
にんにく、といえば、滋養強壮!
というイメージのとおり、
免疫力を高め、殺菌作用がつよく、
疲労回復、新陳代謝促進に効果的な食材です。
きょうは、にんにくを使った保存食、
にんにく味噌をご紹介いたします。
にんにくが入っていることは、全然わからない、
まろやかで美味しいつけ味噌。
ごま油を加えているので、風味がいいのです。
田楽味噌のように、豆腐やこんにゃくにのせてもよし、
ゆで(生)野菜につけるディップにしてもよし、
あったかご飯にのせたり、焼きおにぎりにしてもよし、
マヨネーズなどと混ぜて和物にしてもよし、
野菜や肉の炒め物に調味料として使えば味がきまるし…
献立の幅を広げる万能調味料です。
にんにくのパワーで、風邪やインフルエンザも撃退してくれます。
是非、お試し下さい。
◆ごま風味にんにく 味噌
【材料】(作りやすい分量)
にんにく 3片、 ごま油 小さじ2、
A【 酒 大さじ2、 みりん・砂糖 各大さじ1】
味噌 40g(赤味噌30g、 白味噌10g)
白炒りごま
【作り方】1.にんにくは、薄皮のまま、電子レンジで30~40秒加熱し、
包丁でつぶして刻み、ごま油小さじ1で炒める。
2.味噌とAを加えて、弱火で焦がさないように練り混ぜ、
ふつふつとして水分がとんで、塗りやすい状態になったら
火を止めてごま油小さじ1を混ぜ、器に入れる。
お好みで、炒りごまをふりかけてどうぞ。
※ 味噌の味によって、またお好みで、砂糖の量は加減してください。
※ 写真は、生しいたけ、とピーマンをグリル(網)で焼いて、
にんにく味噌をつけたものです。
【今回使用したのはコチラ】