9月1日は防災の日、
そして、8月30日～9月5日の1週間は防災週間。

学校や職場で、避難訓練、防災訓練がある、という方も
いらっしゃると思います。

ご家庭では、この機会に、
災害や防災について、しっかり確認し合い、
もしもの時に備える心構えを準備したいものです。

防災グッズや備蓄品を見直し、ちゃんと使えるかどうか、
非常食は賞味期限を確認して、古いものがあれば、
新しいものと取り換えましょう。

災害発生時、公的な支援物資はすぐに届くとは限りません。
コンビニやスーパーには食品を求める人が殺到、
商品がすぐ無くなることもあるでしょう。

実際、先日8月8日に日向灘で地震が発生した時、
南海トラフ巨大地震に影響するかもしれない…という報道の後、
スーパーなどお店で、水やパックごはん、カップめん、缶詰などが
急に売切れたり、品薄になったりしたそうです。

備えあれば憂いなし！
ふだんから備蓄しておくと、災害時に慌てることなく、
冷静な対応ができます。

とりあえず、食品は最低3日分（できれば1週間分）用意するように
しましょう。そして、災害時には電気、水道、ガスが止まることを
想定しておくことも大切です。

色んな食品を備えておいても、いざというときに賞味期限が過ぎて
しまっていたら対処に困ります。
長期間保存できるものなので、多少過ぎていても大丈夫かと思いますが、
大きく過ぎていると、味が落ちていないか、
そもそも食べても大丈夫なのか、など、首をひねるようでは問題です。

防災週間を、年に1度の点検期間にして、
賞味期限が近いものを使って、その分を買い足す、という
｢ローリングストック｣法を繰り返して、いつも
新しい非常食があると安心です。

ローリングストックは、なかなか楽しいもの。
近年、温めなくても美味しいカレー、
水を加えて混ぜるだけの炊き込みご飯、
缶詰もバリエーションが多くなって驚くほど。

だいたい、すぐ食べられるものなので、
ローリングストックした日は、
ご飯の支度に時間も手間もかからずラクチンです。

珍しいものもいいですが、食べ慣れたものは
非常時の心の安定に必要なので、
ツナ缶や豆の缶は、多めに備蓄しています。

さて、きょうは、ツナ缶と豆（ミックスビーンズ）の缶を使って、
ごはんにもパンにも合い、おつまみにもなる一品。

火を使わず、混ぜるだけの簡単レシピです。
風味をプラスするのに、玉ねぎのみじん切りを加えましたが、
なくてもOK。
この機会に、冷蔵庫のドライハーブも点検して加えましたが、
こちらも、なくてOKです。

乾物のごま…すりごまや炒りごまも是非ローリングストックに加えてください。
すりごまは、缶詰の汁気をすってくれるので重宝します。
そして、香りや味だけでなく、栄養価もアップ！
ローリングストック時だけでなく、普段の副菜にも
是非作ってみてください。

 

缶詰で～ツナとミックスビーンズのマリネ

 

 

【材料】
・ツナ水煮缶　小1缶（70g）
・ミックスビーンズ缶（ドライタイプ）　小1缶（120g）
・玉ねぎ　小1/4コ
A
【エキストラバージンごま油・酢　各大さじ1、粒マスタード　小さじ2、塩・こしょう・砂糖　各少々】
・白すりごま　大さじ1
・ドライハーブ（バジル・パセリ・タイム等）　各少々
・炒りごま（白・黒）　各適宜
・ゆで卵、レタス等
【作り方】

①玉ねぎをみじん切りにして、ペーパータオルで包んで軽く水分をしぼり、Aを加えてよく混ぜておく。

②①にツナとミックスビーンズを加え混ぜる。ハーブとすりごまを加え混ぜ器に盛り、炒りごまを散らす。お好みで、レタスやゆで卵を添える。

 

今回使ったのはこちら

●エキストラバージンごま油

●すりごま（白）