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今日(京)のおばんざいなぁに
2024.01.17

ハッシュド里芋

松の内も明けて、
お正月気分もすっかり抜けたことと思います。

(松の内は一般的には、1月7日までとされていますが、
 関西では、1月15日まで…という所が多いです)

お正月気分は抜けたものの、我が家の台所には、
お正月の名残りのものがあります。

さすがに、調理したお節料理の類は、
食べてしまいましたが、お節用に買っていた食材、
里芋等がまだ残っています。

里芋は、お雑煮やお節料理によく使われます。
親芋から小芋が次々と増えていくことから
子孫繁栄の縁起がいいものとされているのです。

京都の白味噌仕立てのお雑煮には、
頭芋(かしらいも)が付き物。
お煮しめには、冬の京野菜の代表、海老芋を入れることが多いです。

里芋、頭芋、海老芋、小芋…どう違うの?
と思われる方もいらっしゃるでしょうか。

里芋は総称で、海老芋やセレベス、八つ頭などはその品種。
一般的によく出回っている品種は、おそらく土垂(どたれ)
(品種名でなく、里芋として販売されていることがほとんど)

そして里芋は、中心に大きな親芋(頭芋)があり、そこから
出てくるのが子芋(小芋)、そのまた子芋から出るのが孫芋。
一般的な里芋は、子芋や孫芋で、ねっとり感は親芋より強いようです。

さておき、
里芋は、土付きのまま、新聞紙で包んで風通しのよい所に
常温で置いておくと、今の季節なら、1か月は保存できます。

ポリ袋に入っている場合は、そのままだとカビが生えたり、
腐ったりしやすいので、出して直に新聞紙に包みます。
段ボールなどに入れる場合は、空気がこもらないよう
口を開けておきましょう。

さて、我が家に残っていた里芋。
いたまないうちにと、調理していただきました。
こちら、ハッシュド里芋。

ハッシュドポテトの里芋版です。

こんがり色よく焼けた表面はカリッと
中はもちっとした里芋独特の食感が残っていて、
じゃが芋とは一味違う食感で、こちらも美味しいです。

大きめを1枚焼きましたが、
小さく何枚かに焼いてもよし。

今回は、味付けは塩のみで、つけだれ(ごま辣粉入りのぽん酢)を
添えましたが、
チーズを混ぜてエキストラバージンごま油で焼いたり、
細切りベーコンや、ちりめんじゃこを加えたり…等々
いろいろバリエーションも楽しめます。

親芋(頭芋)でも子芋でも、また品種を問わず
美味しく焼き上がります。
老若男女を問わず、人気の一品、
是非作ってみてください。

 

ハッシュド里芋

 


【材料】(2人分)
・里芋 150g(正味)(里芋5~6個分)

・片栗粉 大さじ1
・白炒りごま 大さじ1
・塩 一つまみ
・ごま油 大さじ1+少々
・青味 少々(細ねぎ、青じそ、スプラウト等)
・糸とうがらし お好みで

【ぽん酢 適宜、ごま辣粉 少々】

【作り方】
① 里芋は皮をむいて細切りにし、ボウルに入れ、片栗粉とごまと塩をまんべんなく混ぜる。

② フライパンにごま油を熱し、①を広げて中火で焼く。4~5分焼いて、こんがり色よく焼き目がつくと返す。

③ごま油を少々足して3~4分焼いて、こんがり焼けるとお皿にのせ、青味と糸とうがらしを散らし、Aを混ぜたたれを添えてどうぞ。

 

今回使用したのはコチラ

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