- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2026.05.25
厚揚げの木の芽ごま味噌田楽
5月とは思えない暑さとなりました。
あちこちで、真夏日の連続日数が5月の最長記録となったり…
異例の暑さ続きに、体調がくずれ、食欲不振になっていませんか?
我が家の食卓では、香味野菜が活躍しています。
香味野菜といえば、
青じそやみょうが、生姜、ねぎ、等など。
料理の味を引き立たせる、風味豊かで香りのある野菜。
香味野菜は、爽やかな風味や香りが、食欲を刺激してくれ、
暑さによる心身の不調を防止してくれ、健康維持につながります。
今回は、香味野菜の中から山椒の葉「木の芽」を取り上げました。
山椒は、葉よりも実の方がなじみがあるかもしれません。
実山椒として、ちりめん山椒や昆布の佃煮に使われています。

木の芽は、山椒の葉のやわらかな若葉で今の季節のものです。
若葉が芽吹く時季、5月が一番出回るころでしょうか。
旬が終わる前に、木の芽の香りを食卓で楽しみたいものですね。
木の芽の香り、風味は、説明するのが難しいですが、
和を感じる、独特の清涼感ある、爽やかな香り、
実山椒のピリッとした辛みを穏やかにしたような
ほのかで上品な辛みが、ほかにない魅力です。
見た目も、風情があって、炊き込みごはんや和え物などに
のっていると、見栄えがします。
木の芽というと一番に浮かぶのは
筍と合わせた木の芽和えです。
木の芽を混ぜ込んだ木の芽味噌とうす味にたいた筍を
和えたもの。春を感じる一品です。
この木の芽味噌、筍だけではなく、いろんな食材を美味しく
してくれます。長芋を和えたり、焼きおにぎりにぬったり、
白身魚の焼きものに添えたり…

こちら、焼いた厚揚げに木の芽味噌をのせた田楽。
庶民的な厚揚げが、一気に、季節感あふれる一品になります。
この木の芽味噌の材料は、
木の芽+白味噌+酒・みりん、そして白炒りごま
木の芽にごまの香ばしさが加わり、香ばしさと
コクがプラスされます。

お味噌は、是非白味噌で作っていただきたいと思います。
白味噌は、塩分が少なく、色が白っぽいので、
木の芽の香り高さや緑色の美しさが際立ちます。
木の芽の出回っている間に是非作ってみてください。
厚揚げの木の芽ごま味噌田楽

【材料】(2~3人分)
・木の芽 20~30枚
・白炒りごま 大さじ1
・白味噌 50g(大さじ3強)
・酒・みりん 各大さじ1
・厚揚げ 約2枚
・(すり鉢がない場合)すりごま 大さじ1
【作り方】
①白味噌と酒とみりんを軽く混ぜ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600w)で40~50秒加熱し、取り出して混ぜる。
②木の芽は、飾り用を残して、軸をとって葉だけすり鉢に入れてすり、炒りごまも加えてする。ある程度細かくなると①を加えながら、さらにすり混ぜる。
③厚揚げは食べやすく切り(約4㎝角)、グリル(オーブントースター)でこんがりと焼く。②の木の芽ごま味噌を上にぬって、再度さっと焼き目をつける。上に木の芽を飾る。

※丁寧にするとなめらかな木の芽味噌になります。粗ずりだと、木の芽の葉やごまの粒感も残り、味わいがあります。お好みのすり方で。
※木の芽が大きくてかたそうなときは、さっと熱湯でゆでてから冷水にとって絞ってから使う。
※すり鉢がない場合は、木の芽を包丁で刻んで、すりごまを混ぜてください。
※木の芽の量はお好みで加減してください。たっぷり入れると緑色の濃い、木の芽の風味も強い味になります。
今回使ったのはこちら

