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今日(京)のおばんざいなぁに
2026.07.22

ごま風味~あんころ餅(土用餅)

京都では、梅雨明けしてから、猛暑の日々がつづきます。
そして、7月20日の土用の入りからは、最高気温が体温超え、
37~39℃の日がつづくようです。

今年の夏の土用は、7月20日~8月6日まで。
土用というと、うなぎを食べる日として、夏の土用の丑の日が
注目されています。

が、土用は夏だけでなく、春、秋、冬にも…年に4回あります。
二十四節気の立秋、立冬、立春、立夏の前の18日間が
土用の期間。

夏の土用は、「土用の丑」のほか「土用干し」「土用の虫干し」
などの習慣もあります。

土用干しは、梅干しをつくる過程で、塩漬けにした梅を
梅雨開け後に三日ほど天日干しにすること。
土用の虫干しは、この時季に衣類や書籍を陰干しにして
虫やカビがつくのを防ぐために、風をよく通すことです。

さておき、土用の期間は、季節の変わり目で、
体調を崩しやすい時期とされています。
とりわけ夏の土用は、猛暑のさなか。
昨年2025年の京都は、土用の期間ずっと猛暑日でした。


古くから、京都や金沢など関西や北陸地方では、
夏の土用の入りの日や土用の丑の日に、また土用の期間中に
あんころ餅(土用餅)を食べる食習慣があります。

夏バテで食欲不振になって体調をくずさないよう
あんころ餅を食べて、精をつけ、暑気払い!
さらに魔除けの意味合いがある赤い小豆で、
暑気だけでなく厄も払い、無病息災で過ごせるようにという願いが
込められていたのでしょう。

先人の思いを感じながら土用餅を味わって、
力をつけて元気に夏を乗りたいものです。


あんころ餅は、お餅をこしあんや粒あんで包んだもの。
あんが餅の衣になっていることから、「餡衣餅(あんころももち)」
と呼ばれていたのが、「あんころもち」になった、と言われています。


今回は、手作りならでは、美味しさとヘルシーさを兼ね備えた
あんころ餅を作ってみました。

まず、まわりのあんは、粒あん+黒ごまねりねり(黒練りごま)。
粒あんは、小豆を皮ごと使うので、食物繊維やミネラルが豊富、
こしあんよりも栄養バランスが整っています。
黒ごまねりねりを加えることで、食欲を刺激する香ばしい風味が加わり、
ごまのミネラルや良質のたんぱく質・脂質もプラスされます。


そして、お餅生地の方は、白玉粉+豆腐+白練りごま。
豆腐は、たんぱく質やカルシウムなどミネラル等々栄養豊富。
そして、豆腐を加えることで、もっちりとした食感になり、
冷めても固くなりにくいのです。
さらに、白練りごまで、ごまの風味と栄養が付加。

いずれも熱中症予防のために塩をちょっと加えていますが、
塩はお味も引き立ててくれます。

ちょっと一工夫して、ヘルシーで美味しいあんころ餅で暑気払い。
是非つくってみてください。

こちらは、より手軽に。あんは、上にのせただけのものです。

 

ごま風味~あんころ餅


【材料】(やや小さめ5個分)
・白玉粉 50g
・豆腐(絹ごし) 50~55g
・白ごまねりねり(白練りごま) 小さじ1
・塩 少々
・粒あん 約100g
・黒ごまねりねり(黒練りごま) 大さじ1
・塩 少々
・白炒りごま・黒炒りごま 各少々

【作り方】
①ボウルに白玉粉と豆腐と塩を入れて、白玉粉の粒を指でつぶすようにして全体になじませて混ぜ、まとまって均一な生地になって、耳たぶくらいのやわらかさになるまで練り混ぜる。5等分して平たく丸めて中央を指で軽くへこませる。

②鍋に湯を沸かして①を入れてゆで、浮き上がるとさらに1分ゆで、冷水にとって、冷やして水気を切る。

③粒あんと黒ごまねりねり、塩を混ぜて、②を包み込む。あるいは、上にのせる。上から炒りごまを散らす。

※豆腐の水分によって、餅生地のやわらかさが変わってくるので、豆腐の量をやや少なめから少しずつ増やしていって、加減してください。全体がまとまって、丸めやすく、いわゆる耳たぶを触った時のような柔らかさ加減に。

今回使ったのはこちら

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