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今日(京)のおばんざいなぁに
2015.12.06

大根焚き~おうちでごま油を使って

何かと心忙しい師走を迎えました。
だんだんと冷え込む毎日です。

どんどん寒くなっていくのは、辛いのですが、
寒さとともに、冬野菜がおいしくなっていくのは
ちょっと嬉しいです。

日本人が一番よく食べる野菜は、
冬野菜の代表、大根だそうです。

大根は、生をサラダに、おろしに、お漬物に、
加熱して、お味噌汁に、おでんなど煮物に…
シャキッとしたみずみずしい食感を楽しんだり、
煮汁がじゅわっとしみたとろけるようなやわらかさを
味わったり…いろんな美味しさが味わえます。

一年中出回っている大根ですが、旬は冬。
寒くなるにつれ、甘みが増して美味しくなるのです。

京都では、師走に、お寺などで、大根をたいて参拝者に振るまい、
お供えする行事、大根焚き(だいこだき)があります。
数多くの大根が並べられ、大釜でたいて、振るまわれる様子は
師走の風物詩にもなっています。

有名なところでは、
12月7日、8日:大報恩寺(千本釈迦堂の大根焚き)、
12月9日、10日:鳴滝了徳寺(了徳寺の大根焚き)、
毎年、たくさんの参拝者で賑わいます。

たき方は、お寺によっていろいろで、
塩で煮こんだ素朴なものから、油揚げと一緒に醤油味で煮たもの等など。
たく前のお大根に梵字を書いてお供えするお寺もあります。

いずれも、この時にたかれる大根をいただくと、中風などの病気にならず
この冬、息災に過ごせる、と言われています。

参拝に行くのもいいですが、
おうちで、コトコトとお大根をたくのもいいもの。
お台所に、いいにおいの湯気が漂い、
身も心もあたたまります。

大根をごま油で炒めてから煮ると、
コクがあり、ちょっと焼き目の香ばしさも加わる
美味しい煮物になり、あつあつはもちろん
冷めても美味しいです。
晩ご飯の一品に是非作ってみてください。

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◆ 大根焚き~おうちでごま油を使って
【材料】(約3~4人分)
    大根 約1/2本(500g)、 
    ごま油 大さじ1.5、 だし 2カップ、油揚げ 1枚
    A【みりん・酒 各大さじ2、 うす口醤油 大さじ1.5】
    濃口醤油 各大さじ1/2、  塩・砂糖 各少々 
    柚子皮・大根葉 お好みで各適宜、 
【作り方】
   1.大根は、皮をむいて2cmくらいの輪切りにして面取りする。
   2.鍋にごま油を軽く熱し、1の大根を入れて軽く炒める。
   3.2にだし、Aの調味料、太目の短冊切りにした油揚を入れ
     やわらかくなるまで煮込む。
   4.仕上げに、濃口醤油を加えて、一煮して器に盛る。
   5.お好みで、ゆでた大根葉を残りの煮汁でさっと煮て添え、
     刻んだ柚子皮を散らす。

   ※ 大根は面取りしなくても大丈夫です。
    (私は、面取りした部分を途中から入れて一緒にたき、
     味見用にしています)

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油

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