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今日(京)のおばんざいなぁに
2018.04.23

塩きんぴら~お弁当の一品に

この前は、お弁当のおかずとして、
いろんな野菜で彩り豊かに作れて、
お弁当の一品として重宝する、
「ごま和え」をご紹介いたしました。

今回は、「きんぴら」

きんぴらは、おふくろの味、お惣菜の代表格であり、基本的な和食。
きんぴらごぼうは、誰もが慣れ親しんだ味だと思います。


きんぴらは漢字では「金平」と書きます。
その語源は、昔話で有名な金太郎(坂田金時)の息子、坂田金平から
きています。
金平は、江戸初期に流行った浄瑠璃の中で、怪力の勇ましい武将!
として語られていました。

当時、ごぼうは精のつく食材とされていたことから、
力持ち伝説で知られていた金平に事寄せて… あるいは、
金平を演じる役者の髪型がごぼうの細切りのように
ボサボサだったから…
…等など名前の由来として伝わっています。

さておき、定番のきんぴらごぼうのほか、
にんじんやれんこんなどの根菜、大根の皮、うどの皮などの細切りも
きんぴらにします。
醤油ベースの甘辛い味付けで、炒め煮にしたものが多いでしょう。

さて、きょうのきんぴらは、塩味。
今は、新ごぼうが出回る時季なので、新ごぼうの風味を生かして、
シンプルに塩だけ(+酒とみりん)の味付けです。
色は、素材そのままに近い色に仕上がります。

そして、ごぼうに加え、赤ピーマンを入れました。
赤ピーマンの色が映えて、お弁当箱が明るくなります。

もし、お弁当箱に、緑がほしい~というときは、
緑のピーマンを加えると いいですし、
オレンジや黄色のピーマンを入れると色鮮やか。
ピーマンの他、にんじんも彩りよく、また蓮根は食感がいい~♪
牛肉や豚肉など 薄切り肉を加えると、ボリュームアップしますし、
ごぼうなしでもOK! バリエーションは色々いろいろ広がります。

塩きんぴら入りのお弁当~こんな感じです。

・ご飯に梅干とゆかり
・ごぼうと赤ピーマンの塩きんぴら
(牛肉入り…炒める時に薄切り牛肉を一緒に炒める)
・卵焼き
・三度豆のごま和え
・鯖の胡麻焼き
・塩ゆでアスパラガス、プチトマト、レタス

アスパラガスやプチトマトなどの野菜があると、
ちょっと隙間を埋めるのに重宝します。
仕切りにはレタスが便利。
いずれも、しっかり水分を拭き取って詰めてください。

◆ 塩きんぴら(ごぼうと赤ピーマン)
【材料】
・(新)ごぼう 1/2本
・赤ピーマン 小1個
・ごま油 大さじ1
・塩 小さじ1/3くらい
・酒・みりん 各大さじ1.5
・白すりごま  好みで適宜

【作り方】
1 ごぼうはささがきにし、水にさっとさらしてざるにあげ、水をきる。赤ピーマンは縦に細切りにする。

2 鍋に、ごま油とごぼうを入れて炒める。しんなりすると赤ピーマンも加えて一炒めし、塩を全体にふりかける。

3 酒とみりんを加えて、火を弱め汁気がなくなるまで煮る。

4 味をととのえ、器に盛り、お好みでごまを散らす。

※ ごぼうはピーラーで薄くそいでもOK。
※ 炒める時、種を取った鷹の爪を入れると、ぴりっと辛味が効いてアクセントに。
※ 塩は、最初は控えめに入れて、仕上げに味を見てうすければ足す。
※ 新ごぼうでなく、かたいごぼうの時は、3で水を大さじ2~3加える。
※ ごまは、白・黒・炒りごま・すりごま等など、お好みや 配色に応じて使って下さい。

 

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