昨年末頃から、平成最後の〇〇〇…というフレーズを
よく耳にしていました。
そして、先日から、平成を振り返る特集を
新聞やテレビでしょっちゅう目にします。
消費税が導入されたことから、ベルリンの壁の崩壊、
“のぞみ”の運転開始、大阪USJの開業…等々色々な大きな出来事が
平成の30年余りの間に起こったのだ…と感慨深く思い出されます。

「食」の世界では、

平成の時代に、いろんな食べ物が日本に紹介され、流行り、
海外からもいろいろな食べ物、食材や調理法がもたらされて…
…ティラミス、パンナコッタ、エスニック料理に、パンケーキ、
食べるラー油、塩麹などなど。

食の世界はどんどん多様化しました。

その一方、「こ」食 も増えてきています。
「こ」食 とは、孤食、個食、固食。

生活スタイルの多様化によって、
  孤食…家族が不在で一人で食事をする
     固食…孤食の影響もあって、自分の好きな決まったものしか食べない
     個食…家族がいるのに、それぞれが自分の好きなものをバラバラに食べること…
などが増えてきているのです。

食は、心身の健康と直結しています。
栄養バランスのとれたものを摂って、身体を健康に保ち、
そして、家族や親しい人と一緒に食を楽しむ時間が
心の栄養になります。

また、製造年月日や原材料の偽装が横行して
食の安全が問われたこと。
SNSの急速な普及で、インスタ映えを意識するあまり、
写真に撮るだけで、実際には摂らずに廃棄する、というような
極端なこともあるよう…。

新しい令和の時代には、もっと「食」について考える必要がありそうです。

さておき、
食の多様化、食文化のひろがりは楽しいことです。
きょうは、平成の時代に流行ったものの一つ、
フレンチ・トーストをご紹介します。
ふんわり、そして、香ばしく焼けたフレンチ・トースト、
朝食やブランチに、デザートにピッタリですね!

きょうは、エキストラバージンごま油で香ばしく
ふんわり風味よく焼いたフレンチトーストに、
手作りのいちごジャムを添えてみました。

いちごジャムを手作りするときには、電子レンジを使うと
手早く、色鮮やかに、また少量でも手軽に作れるのですが、
エキストラバージンごま油を1滴たらしてから
レンジ加熱すると、吹きこぼれを防いで、作りやすいのです。

朝食やちょっとしたデザートに、是非作ってみてください。

   パンの耳を切り取って焼き、ホイップクリームを添えると デザート感覚です~♪

◆ ふんわりフレンチ・トースト~お手製いちごジャム添え
【材料】(2枚分)
・食パン 2枚(5枚切り)
・卵黄 2コ分
・卵白 約1コ分(カラザやとろっとしたところを除く)
・砂糖 10~20g
・牛乳 70cc
・エキストラバージンごま油 大さじ1~2

【作り方】
1.卵黄と卵白をよく混ぜて、砂糖も混ぜ、牛乳で溶きのばし、
  パンを浸ける。両面に染みこませる。
2.エキストラバージンごま油をフライパンに熱し、1を中火で焼く。
  ひっくり返して同じように焼き色をつける。

■ いちごジャム
【材料】
・いちご 100g
・砂糖 30g
・レモン汁 小さじ1
・エキストラバージンごま油 1滴
【作り方】
1.いちごの約1/3量を4つに(十字に)切り、残りはそのままで、
  全部耐熱ボールに入れて、砂糖とレモン汁を加えて混ぜて少し置く。
2.油を1滴入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで5分ほど加熱する。
(途中で2回取り出して混ぜる。時間は様子を見ながら加減)
3.冷ましておく。

※ フレンチトーストは、前の晩から卵液をしみこませておくと、
手早く、また、しっとりと仕上がります。