八月に入って、さらなる厳しい暑さの日本列島です。
京都でも、最高気温が体温超えの日が何度もあり、
熱帯夜は連日つづき…体力を消耗して疲れやすくなっています。

七月末から始まったオリンピック、いろいろな種目での日本選手の
活躍に感動しながら、テレビ観戦を楽しみにしているのですが、
夜になると、リモコン片手に寝落ちすることも多い今日この頃です…

さて、この前は、超簡単にできるきゅうりの一品を紹介しました。
火を使わず、包丁も使わない、手軽さで、
ごま油の風味が効いた、無限きゅうりです。

簡単さと美味しさで、好評だったので、
今回は、ピーマンを使った無限レシピを紹介いたします。

数年前から、話題になっている「無限レシピ」は、
今や料理のジャンルの一つのような位置づけになるほどで、
ご存じの方も多いことと思いますが、改めて説明いたしますと、
「一度口に入れると、無限に食べられそうな、
　お箸が止まらないほどのご飯が進むおかず」です。

無限レシピは、ほぼ野菜、野菜が主役です。
きゅうりのほか、キャベツ、もやし、なす、にんじん、きのこ等
いろいろありますが、
私の記憶では、その元祖（？）は、ピーマン。

ほのかな苦みと独特の青臭みで、苦手な人も少なくないピーマン。
このピーマンが、やみつきになるほど美味しく食べられる、
ということで、無限ピーマンが一躍有名になりました…！！

その後、色んな野菜で無限〇〇が出てきたのですが、
この「無限レシピ」には、必ず！と言っていいほど、
ごま油が入っています！！

ごま油の風味、香ばしさが、野菜のクセをやわらげ、美味しさを
引き出し、際限なく食べられる！…となったのでしょう。

さて、
無限ピーマンも、いろいろなレシピがあるのですが、
缶詰ツナと、ガラスープの素（など中華顆粒だし）を加えるものが
多いです。

きょうは、ツナもガラスープの素も入れず、
ごま油に加えて、ごまねりねり、ごま、とごまのトリプル使いで、
ピーマンのクセを胡麻化し、美味しくしました。
あと、細切り塩昆布と削り節で旨みと塩気を足しています。

ほどよい歯ごたえのピーマンが、ごまの香りと風味をまとって、
ご飯がどんどん進みます。
できたての熱々はもちろん、時間をおいて味がなじんでもおすすめ、
作り置きやお弁当のおかずにもぴったり！
是非作ってみてください。

ごま胡麻ゴマの無限ピーマン

【材料】
・ピーマン　4～5コ（1袋）
・A
【ごま油　小さじ1強、白ごまねりねり（白練りごま）　 小さじ1、黒すりごま　大さじ1、醤油・みりん　各少々】
・白炒りごま　大さじ1
・細切り塩昆布　約大さじ1
・削り節　小1袋（1.5g）
・ごまらぁ油　少々

【作り方】
①ピーマンは縦半分に切り種をざっと取って、縦に細切りにし、耐熱容器に入れてふわっとラップをかけて電子レンジで加熱する。（600Wで約1分30秒～2分）

②ボウルにAを入れて混ぜ、①と混ぜ合わせる。塩昆布と白炒りごま、削り節をざっとあえて、器に盛る。

※ごまらぁ油でピリ辛に…途中から味変したり、初めから入れたり…お好みに仕上げて下さい。

※ピーマンのシャキシャキ感を残したい場合は、加熱時間を短めに、やわらかな食感にしたい場合は、長めに、お好みで調整してください。