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今日(京)のおばんざいなぁに
2019.08.24

即席 冷やし飴!

今年は、8月23日が処暑。
二十四節気の一つ「処暑」は、厳しい暑さが峠をこして、
暑さが和らぐころ、の意味です。

実際、昨日23日は涼しく、激しい雨で気温も下がり、
京都では、最高気温が30度を下回りました。
これから、 朝夕は涼風が漂い始め、
少しずつ秋の気配が感じられるようになるのでしょう。

八月も立秋が過ぎ、五山の送り火も過ぎると
残暑が厳しくとも、夏の終わりを感じます。

夏の最後の行事 というと、地蔵盆。
地蔵盆のお地蔵さまは、子どもたちの守り神、
子どもが主役の伝統行事です。

地蔵菩薩の縁日の8月24日の前後に(7月24日の地域も…)催し、
お地蔵さまを洗い清めて、前垂れを替えて飾り付けをし、
お供えをしておまつりします。
子どもたちは、スイカ割り、肝だめしや福引、ゲームなどを
楽しむのです。

発祥は京都と言われ、主に関西で行われているので、
地蔵盆に馴染みのない方も少なくないかもしれません。

私自身の地蔵盆の思い出の一つに、冷やし飴があります。
麦芽水飴の素朴でまろやかな甘さと
生姜のすっきりした香りが効いた冷やし飴。
冷やし飴も、京都など近畿や中国四国の一部の地域でしか
飲まれていないと聞きます。

今は、いろいろな清涼飲料水が普及して、
いつのまにか「冷やし飴」は京都でもマイナーな存在です。

が、もともと暑気払いで飲まれていたもの、
その健康効果が素晴らしいのです。

甘みの元、麦芽水飴には、ビタミン・ミネラルが豊富で、
夏の胃腸の調子を整え、消化吸収を助け、
夏バテ予防をする働きがあります。

そして、爽やかな風味の生姜にも、同じく胃腸の働きをよくする効果、
代謝アップの効果、冷え性を予防する効果などがあります。

夏の暑さで不調になりがちな身体に嬉しい飲み物です。

この冷やし飴、家で作る、というと、
原料の麦芽水飴は一般家庭にはまずないし、また、
材料を煮て濃縮して…と少々手間がかかります。

きょうは、混ぜるだけで簡単にできる「即席」冷やし飴の
作り方をご紹介いたします。

甘みには、麦芽水飴の代わりに、手軽な蜂蜜と黒砂糖、
どちらもミネラル豊富な食材を使いました。
加えて、白練りごまとシナモン。
練りごまを少し加えることで、コクのある味になります。
そして、ごまは血行をよくする働きがあり、
夏バテ予防の助けになるのです!

処暑とはいえ、まだまだ残暑はつづき、
夏バテや熱中症に注意が必要な時期、
爽やかな冷やし飴をお試しください。

冷やし飴の温かいものは、飴湯。
こちらも美味しいです。

◆ 即席冷やし飴

【材料】(約3~4人分)
・蜂蜜 大さじ2
・白練りごま 小さじ1
・黒砂糖 小さじ2
・生姜 30g
・シナモン(お好みで少々)
・湯 200cc
・氷水 300~400cc

【作り方】
1.蜂蜜と練りごまと黒砂糖をよく混ぜる。
2.1に湯を少しずつ加えて溶きのばす。
3.生姜をすりおろして、しぼり汁とシナモンを2に加え混ぜる。
4.(粗熱がとれると)3を氷水でのばして好みの甘みにする。

※ 飴湯にするときは、氷水の分量をお湯にする。

【今回使用したのはコチラ】

ねり白150
練りごま(白)

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